2020-07-28

M-net 2020-07-28

※長雨の中、社員、職人さん、ドライバーの皆さん本当にお疲れ様です。

 実践的グローバル化 

先週中国江蘇省の工場の実態調査が終了した。日本の東証一部の上場食品企業の現地子会社で、 売上10億元(150億円)、従業員500人の工場である。 最近利益が落ち込み始めたので、現地の目線で実態の課題を把握し 対策を立てて欲しいと依頼があった。中国の現地社員1名と、 教育済み学生2名を現場で、2週間調査した。 事前にここ数年の財務諸表を分析した上で教育プログラムという名目で 現場に入り、現地の社員と一緒に働きながら仕入れから製造、倉庫、営業に至るまで会社全体の問題の 本質を探る。そしてこれから現地目線で実態に沿った解決策を提案し実行していく。 日本ではコロナの第2波が騒がれる中、中国は生産が再開されるだけでなく、その先の改善改革まで 取り組みが進んでいる。ものすごいパワーとスピード感である。これを取り締まっているのが、 現地中国人Z君である。当社のグローバル化は着実に前に進んでいる。

 営業所長セミナー 

M社の支社長が、私の本を読み人づくりに感銘して頂き、部下(営業所長)にも勉強させたいと、 28冊購入してくださった。その支社長から、各営業所長に教育してほしいとの依頼があった。 支社長の行動力に応え、所長28名に向けてセミナーを開催した。
話したポイントは3つ。
①社会の変化、状況 ②営業所長(ミニ経営者)心得 ③人の心を動かすには である。
コロナで社会が一変したが、それは1つのきっかけであり、日本だけ見ると少子高齢化がすすみ、厳しい。 コロナをピンチと捉えず、チャンスと捉え私は新しい事に挑戦しているという話をさせて頂いた。 どんな時代でも、特徴をもたなければ、企業も人も、魅力がなければ生き残れない。 部下は上司の言葉でなく、行動を見ている。 私の本を読み話を聞いた各営業所長が、気付き行動し、 「〇〇所長のようになりたい」と部下から思ってもらえるような、 そんな所長(ミニ経営者)に成長してくれたらと思う。

 営業所長(ミニ経営者)の心得 

南富士には拠点(営業所)が日本国内に20ヶ所、海外 (中国、ベトナム、カンボジア)に10ヶ所ある。 南富士の拠点の営業所長は、ミニ経営者である。 それぞれの営業所長が自ら考え、営業所を運営している。 コロナや長雨など厳しい状況下でも、戦略や戦術をたて 工夫をし、結果を出している。 私は、「経営は数値とInnovation」と考える。 リーダーは、5つの心得がなければ真のリーダーではない。 魅力あるリーダーとなり、部下を会社を引っ張っていって 欲しい。 ラストは、どんな状況下でもやり抜く実践力である。

2020-07-18

M-net 2020-07-18



 成果を出している人は見えない所で努力している 

長い雨、それも豪雨である。
当社が行っている事業(屋根外壁工事)はすべて外で行う仕事であり、雨が降ったらすべてが止まってしまう自然対応型ビジネスである。
連続の雨で、会社も働く職人さんも息が止まってしまう‥‥。
仕事を待って、ただこなしているだけではジリ貧である。
そんな情況が厳しい中でも、社員、職人さん達が工夫して仕事をして頂き、順調な業績を出している。

(営業活動)
コロナ禍でも、新規取引先開拓に汗を流し、成果を出しているA君。
「常識にとらわれ、出来ませんでしたでは、本当につまらない人生だ…」
かつて取引のあった既存顧客の名刺を頼りに、クラウドサービスを使って転職先を追い、一人一人に電話をかけて営業活動をしている‥‥B君。

(施工活動)
雨が降ったら工事はSTOPが常識であるが、長期の雨では生活が成り立たなくなってしまう。
シートを張って仕事をする職人さん。雨が降っても工事現場に行き、少しでも雨が止んだら即工事をする…。
仕事に対する姿勢が実に素晴らしい。
成果を出している部門や人は見えない所で努力している。


 リフォーム (家のリフォームだけでなく、自分自身のリフォームも…)

リフォームのパンフレットの作成を依頼された。参考までに。


2020-07-08

M-net 2020-07-08



 まさか 

コロナ禍が世界中で吹き上げている。「まさか」である。 東京では連日100人以上の感染者が出て、不安をあおっている。TVを観るのが怖いくらいである。
一方、九州では、連日記録的大雨で、川の氾濫や洪水で人々の生活をめちゃめちゃにしている。
「線状降水帯」と言って、大雨の連続であり、これも「まさか」である。
想定外や予測不可能なコトがまさかである。
一方、アイデアや創造の世界で「まさか」が出ると人を惹きつけ高く評価される。 しかしなかなか、まさかのアイデアは出ない…。
まさかにも陰と陽の二面がある。暗いまさかでなく、明るいまさかで社会を引っ張っていきたい。

 一流 


大変お世話になっているH先生に、何か特別なモノをお送りしたいと思って、紅秀峰をお送り させて頂いた。 早速に本と和紙に筆で書かれたお礼の手紙が即日届いた。
心がこもっている自筆の手紙である。
H先生は世界的有名人で、天皇陛下にも御進請を行う人で、 超一流の人である。一流の人に何か心に残るモノをと考え、 一流(普通ではなかなか手に入らない)紅秀峰を送らせて 頂いた。 「今まで食べたことがないモノで、こんなに美味しいとは 知らなかった‥‥」と。 一流のものを食べても、スーパーで売っているモノと同じ感覚しか持てないでは悲しい。 一流の人は一流が分かる。できれば、一流の人と会ったり、一流のモノを食べたりして、自分を磨き、自分のレベルアップをしたいと思った。

 魅力 

中国関連では、連日TVで「香港」の状況が放映されている。「中国と同様な法体制で…」。 昨年、香港と深圳(中国で人口1000万人の都市)を訪問した。香港はタクシーはガソリン車、 支払いは現金。一方の深圳市のタクシーは、全部EV車、支払いは電子マネーであった。 香港と深圳(中国)の格差を思った。
23年前、香港は中国人民の憧れであった。
しかし23年経った今、「香港」の魅力は何だろう? 残念ながら今、香港より中国(特に隣の深圳市)の方が魅力的である。 従来と同じことを繰り返していては、魅力がなくなっていく。 国も、企業も、人も、ビジネスも。 魅力ある所に人も、お金も、情報も集まってくる。魅力(一芸)ある人となろう。