※長雨の中、社員、職人さん、ドライバーの皆さん本当にお疲れ様です。
実践的グローバル化

先週中国江蘇省の工場の実態調査が終了した。日本の東証一部の上場食品企業の現地子会社で、
売上10億元(150億円)、従業員500人の工場である。
最近利益が落ち込み始めたので、現地の目線で実態の課題を把握し
対策を立てて欲しいと依頼があった。中国の現地社員1名と、
教育済み学生2名を現場で、2週間調査した。
事前にここ数年の財務諸表を分析した上で教育プログラムという名目で
現場に入り、現地の社員と一緒に働きながら仕入れから製造、倉庫、営業に至るまで会社全体の問題の
本質を探る。そしてこれから現地目線で実態に沿った解決策を提案し実行していく。
日本ではコロナの第2波が騒がれる中、中国は生産が再開されるだけでなく、その先の改善改革まで
取り組みが進んでいる。ものすごいパワーとスピード感である。これを取り締まっているのが、
現地中国人Z君である。当社のグローバル化は着実に前に進んでいる。
営業所長セミナー
M社の支社長が、私の本を読み人づくりに感銘して頂き、部下(営業所長)にも勉強させたいと、
28冊購入してくださった。その支社長から、各営業所長に教育してほしいとの依頼があった。
支社長の行動力に応え、所長28名に向けてセミナーを開催した。
話したポイントは3つ。
①社会の変化、状況 ②営業所長(ミニ経営者)心得 ③人の心を動かすには である。

コロナで社会が一変したが、それは1つのきっかけであり、日本だけ見ると少子高齢化がすすみ、厳しい。
コロナをピンチと捉えず、チャンスと捉え私は新しい事に挑戦しているという話をさせて頂いた。
どんな時代でも、特徴をもたなければ、企業も人も、魅力がなければ生き残れない。
部下は上司の言葉でなく、行動を見ている。
私の本を読み話を聞いた各営業所長が、気付き行動し、
「〇〇所長のようになりたい」と部下から思ってもらえるような、
そんな所長(ミニ経営者)に成長してくれたらと思う。
営業所長(ミニ経営者)の心得

南富士には拠点(営業所)が日本国内に20ヶ所、海外
(中国、ベトナム、カンボジア)に10ヶ所ある。
南富士の拠点の営業所長は、ミニ経営者である。
それぞれの営業所長が自ら考え、営業所を運営している。
コロナや長雨など厳しい状況下でも、戦略や戦術をたて
工夫をし、結果を出している。
私は、「経営は数値とInnovation」と考える。
リーダーは、5つの心得がなければ真のリーダーではない。
魅力あるリーダーとなり、部下を会社を引っ張っていって
欲しい。
ラストは、どんな状況下でもやり抜く実践力である。