2024-01-26

M-net 2024-01-28


 頭の活性化マガジンVol.12。満24周年 

M-netを書き始めて早24年が経ちました。
2~3年分をまとめて小冊子にしているが、今回は12号であり、2022.2.8~2023.12.8分です。
日本語、英語、中国語の3か国語で記載しております。
M-netの読者も社員だけでなく、海外の人、取引先の人、一般の人、学生さんなど幅広く読んで頂き深く感謝しております。 24年間月3回で小計864回の発信となり、「継続は力」となってきました。話題、ニュースのない時の苦労や、記事に書けない話題があったりと、頭の中で走馬灯のようにくるくる回っています。
情報を得る為には、自ら情報を発信しなければ、情報は何も入って来ないです。
今は、SNSの時代で簡単に自らの情報を発信できますが、24年前はなかなか苦労しました。 M-netを月3回書く事で、「無から有を生む創造力」のトレーニングにもなり、又「A4 1枚」に まとめる力(余分なモノは捨てる。ポイントを絞る。
思う事でなく書くという行動等)など、様々な事が身に付いたと実感しています。
実践や継続は人を育てる1つのチャンスだと思います。
ご希望の方はHPより申込いただければ、無料でお送りさせて頂きますので、ご活用ください。

 変化 

変化には、急激に変わっていくものと、ゆっくりと気づかないうちに変わっていくものと2つあると思う。急激な変化に対しては、人間は身構えたり準備したりする事が出来る。
ゆっくりとした変化には、意外と気づかないし、気づいた時には手遅れとなってしまう事が多い。
変化の激しい今、成長可能な変化を進めるには、まず社会構造の変化を見て、それを自分の事として考え、スピードと柔軟性を持って対応しなければならない。
技術の進歩は仕事の手段が変わっただけで、人間本来の目的が変わるものではないと思う。
一歩先を考え、未来の姿を示し、現実の上にたってストーリーを構築し、変化をチャンスと捉え、人間本来のありように目を向け、あたり前の事を 実践する経営が、変化の時代を乗り切るカギとなる。 見えない変化に対応する為には、社員一人一人の見えない変化が起きている事への自覚と、それに伴う行動(実践)が要となる。 変化(時流)を怖がらず、変化を楽しもう。


 

2024-01-18

M-net 2024-01-18


 (財)日中人材育成協会 初公式訪中 

(財)日中人材育成協会は、日本側では設立・許可されたが、相手国(中国)での認証が必要で、1月11日から中国北京を訪問した。
私(理事長)、藤嶋先生(理事)、杉山社長(理事)3名と、現地から張新元君が参加した。
訪問先は中国人民対外友好協会(中国政府の外交部の裏組織で、民間外交を司る政府代表部)の袁副会長である。
私の49年間の中国での無料の人づくり、奨学金、数多くの大学の教授やGMCのリーダー育成に大変興味をもっていただき、 今後全面的に協力、支援をして頂く事になった。
袁副会長は日本に精通しており、まず能登半島地震のお悔やみ、安倍派のパーティー券と福田先生の関係、日中には政治的には違いもあるが、国と国も人で成り立っているし隣国である。
杉山さんのような人がいたから今がある…。教育、人づくりについても、中国はテストだけで「GMC的な教えない教育は素晴らしい。」 これからの中国に必要な教育である、と…。
藤嶋先生からも「杉山さんは素晴らしい事をやっている…応援したい」。
長年の無償の人づくりに心から賛同して頂き、長年の労が報われたと実感。
袁副会長の人間力と見識の広さを実感した。魅力的な中国のリーダーである。
今回の訪中がスタートであり、これから中国人民対外友好協会とも手を組んで、人づくりを中心として新しい事業を展開していく事になる。
今まで杉山個人や南富士という組織から、公的団体としての活動となる。

屋根工事の会社がなぜ公的集団として中国で「人づくり」「ビジネス」を行うのか分かりづらいと思いますが、「アジア・中国一体化」の中で「安定した屋根工事」と「人づくり」をベースにして前例のない(人マネしない、されない)組織集団として、様々な事に挑戦していきます。
すべての基本は「人」として、「魅力ある、光る組織」を目指し、その中心が「南富士」である。

2024-01-09

M-net 2024-01-08


 不況下、狛江営業所OPEN 

住宅着工も、厳しい情況で、明るい展望がなかなか望めない。
そんな中、東京の城南地区で世田谷区の隣の狛江市に新しい営業所を1月6日に開設した。
リフォーム横浜のⅠとⅡが統合したので、23番目の営業拠点である。所長は、何でも受け入れるキャパのあるK君である。非常に期待が持てる。
住宅着工も成長に期待が持てないが、それ以上に現場で働く職人さんの高齢化がすごい。あと5年もしたら屋根施工をする職人さんがいなくなってしまう…。深刻な情況である。
住宅は、人が生きていく為に絶対必要な衣食住の1つであり、厳しくても0にはならない。当社では職人さん育成の【Roof Meister School】も8年前よりスタートし、順調に若い職人さんが育っている。 又、今年春にはインドネシアの技能実習生13名も入ってくる。
屋根施工力No.1の当社には【屋根工事を南富士で】と言う依頼もあり、生きる道はあると確信している。
今まで弱かった東京・城南地区の強化で、【強いモノをより強く】できる。 No.1(ガリバー)は、勝ち残れる。


 人間力 

昨年から多くの人から【人間力】【人づくり】【人的資本】はどうしたら身につくのか?との質問が多い。ハードの【モノや工事】は誰でも見えて分かり易いが、【人づくり】などのソフトは正解がなく、説明するのが非常に難しい。
正解かどうかわからないが、一応私の私見を記してみる。

ⓐ人間力とは、全ての原点は【人】であり、その人の【知識】と【体験】の量と質によって決まる。
ⓑ人間力とは、【夢】を持ち、それを【構築】し【story化】し全体像が見えるとBestである。
ⓒ人間力とは、【現象】(今起きている事)ではなく、裏に隠れている【本質】を見抜く。3歩先を見る目である。
ⓓ人間力とは、【実践】する事である。思う、考えるは誰でも出来る。実践には失敗もあるがそれもいい。失敗したらそこから学べば良い。挫折こそ人を育て、人を大きく人を研いてくれる。
ⓔ人間力とは、自分の為だけでなく、社会、相手、人の為を少し考える事である。

【社員としての最低限のルール】8つが、人間力の基本である。