2022-06-28

M-net 2022-06-28

  教育=挑戦 

教育と言うとモノを教えたり指導する事だと考える人が多い。
勿論それも教育の1つである。
私は教育(人を育てる)には挑戦する事が一番だと思う。
目標を定め、目標を達成する為に考え、実際に行動を起こし、結果として 成功もあれば失敗もある。
失敗こそ、そこから「何で失敗したか」の学びの場があり、人を成長させる。 この一連の行動(挑戦)が人を育てると確信している。
そして上司は今やっている事を部下に任せる事である。任す為に最低限のルールを教えなければならない。基本だけしっかり教育すれば、あとは自分で考えてくれる。自らも新しい事に挑戦する事で、考えたり勉強したりして活力が生まれる。
南富士では事業(ビジネス)と人づくりが両輪であるが、一石二鳥である。挑戦で人を育てよう。

 Market in / Product out 

Market inとは「消費者のニーズに合わせて生産や販売活動を行う」事。
Product outとは「消費者のニーズは考えずに企業の発想に基づいてモノやサービスを行う」事。
色々な企業や人から相談を受ける。コロナ禍やウクライナ情勢の激変でどうしたらいいか? 皆さんが悩み、苦しんでいる…。
多くの人がProduct outの考え方で相談をしてくる。社会の変化や市場のニーズをあまり考えて いない…。
自分都合だけでエンパシー(Empathy)が全くない。
Empathyとは、「他者を理解する力」であり、「他人の感情や経験を理解する能力」でもある。社会が求めているモノや市場が求めているモノは何か?
取引先や職人さん達が求めているモノは何か?
上司や部下が協力してくれているか?何を求めているか?
時代とズレていないか? 
市場や社会がどう変化しているか、何を求めているかを少し考えてみる 必要がある。Market inの発想で何事も挑戦したい。

 魅力 

私見であるが、香港やウクライナに魅力があれば…情況は変わっていたと思う。 魅力(実力)があれば他者は一目置く。 会社にとって、事業として、個人として、魅力(それは実力と同じ)が ありますか?魅力は太陽の様に自らが輝いていないとダメである。 混迷の時代に、明るく生きる一つの道として魅力を持つ事であると思う。 新卒の面接で必ず「あなたの魅力は?」と質問するが、通り一遍である。 自分をみがいて(磨くでなく研く)、魅力ある人となりたい。あなたは魅力ありますか…。

2022-06-17

M-net 2022-06-18

 


 世界の激変と南富士 

コロナになって3年目。
今年になってロシアがウクライナに戦争…世界は激変している。
日本でも「安全」「食料」「エネルギー」が大きな課題になっている。
従来の考え方から「価値観」をチェンジしなければ生き残れないし、勝ち残れない。
一語で表すなら「量」から「質」の大転換である。
安全をどう確保するか?食料の自給率をどうするか? 
エネルギーは原発に頼らないで自然エネルギーなどの有効活用をどう進めるか?又、産業をみてもガソリン車からEV車への大転換。
今までの価値観では通用しない社会になっている。
今日本は円安(1㌦=135円)であるが、本来ならば円安で輸出が 好調であるはずなのだが… 残念な事に産業力が弱く、その影響を受けていない。自然、歴史、 温泉を中心とする日本のインバウンド(訪日観光客)のみが注目されていて、少し悲しい…。
しかし、私たちの住産業を見てみると裾野が非常に広く可能性がいっぱいある。
住は木材、コンクリート、鉄、繊維、家電、家具…など。国内は少子高齢化で住宅の量は望めなくても、質の向上や、中国・アメリカを考えた時可能性はいっぱいある。
「屋根・外壁・リフォーム」など南富士の得意分野では「住のリーディングカンパニー」としての高い評価を得意先、職方、仕入先から受けて発展、成長する可能性がまだまだある。
マンネリや今までの価値観を捨て、新しい価値観でイノベーションを興し、前に進んでいきたい。
若い力や女性の力も積極的に活用し、魅力的な組織づくりに取り組みたい。
香港やウクライナも魅力(力)があれば、今のような状況にはなっていなかったのかもしれない。
南富士も魅力(力)のある企業として、今までもこれからも努力したい。
待っていても何も変わらない。「心の若さ」と「変化を先取りする頭」そして「失敗してもチャンスある行動力」に期待したい。

 捨てる 

某営業所を訪問した。ビックリである。
 敷地が広々としていて、倉庫の中も整理、整頓されて いる。成績も抜群である。
前回来た時は、敷地内は在庫と残材などが山のように 積まれ、車の駐車も出来なかった…。
「余分なモノは捨てる」ように指示を出し、お金をかけて処分した。モノだけでなく、薄利で 多忙な得意先(お客様)も手を引かせて頂いた。事務所の中も整然とし、すっきりしていた。 収益を上げたり、効率を上げる時、まず「捨てる」事であると実感した。捨てるには「勇気」がいる。「もったいない」「何かに使えるかもしれない」と思うと捨てられ ない。良い得意先が確保出来たら中味のない得意先をチェンジしよう…と思うが、いつまでたっても変わらない。思い切って処分する事によって、余裕のある時間や空間が生まれてくる。 新しい挑戦も出来る…。倉庫や事務所だけでない。
古い知識や固定概念、成功体験なども捨てると新しいモノが生まれてくる。

2022-06-08

M-net 2022-06-08


 勉強とは新しい事に挑戦する事 

勉強しろと言われると本を読む事だと思う人が多い。
確かに本を読む事も勉強の1つである。
私は自分の人生を振り返って【勉強とは新しい事に挑戦する事】だと思う。 挑戦する為に考えたり、行動したり、人に聞いたり、分からない事を学んだりする。 そして、成功もあれば失敗もある。そこで又考える。
ここ1~2年で新しい事に挑戦していない人、つまり従来と同じ事をしている人は進歩がないし、衰退していると 思われる。社会は大きく変化しているのに、自分が変化していない事は時代に置いていかれてしまう…。 私もTOPとして振り返ってみると、挑戦の連続であり、学びの連続であったように思う。木材から始まって、屋根工事、中国進出、八角形住宅、GMC、CG、ベトナム、カンボジア、Roof Meister、潜在能力採用、屋根屋根… 勉強の1つに読書があるが、読書は「他人の知恵を借りる」事であり、自分に力がなければ多くの先輩の力を借りる事が、自分の不足分をカバーする1つの方法である。
一度の人生、勉強して楽しくやれたら、最高である。

 レポートを書いて終わり 

様々な勉強会を開いている。しかし、なかなか成果が見えてこない…?
ほとんどの勉強会参加者が、勉強会のレポートを書いて一件落着、それで終わりである。
何のための勉強会か?知識を増やす為ではない。聞いた事、知った事、学んだ事を実際に実践してみる事が欠けている。その時、その場ではそう思うが、自分の事務所に戻ると通常の日常に戻ってしまっている。現場の対応や電話の応対に振り回されて、大切な事を忘れてしまっている。 しかし、若い人や新入社員は素直に即行動し、大きな成長が見られて嬉しい限りである。 新入社員のF君は、日中現場で学んだ事を全てメモしている。彼はそれを夜、家に帰ってから別のノートに整理をし、翌日から実行している。
ただメモをとるだけではなく、整理し行動につなげる大変すばらしい姿勢である。
経験や体験を積んでベテランになると「分かっているが出来ない人」になってしまう。
私はリーダー育成で「素直な心」「柔らかい頭」「挑戦力」のある人を育ててきたし、これからも育てていきたい。 従来のままでは若い人に追い越されてしまう。いくつになっても「心の若さ」を持ち、レポートを書く事で終わりでなく、「レポートを書く事がスタートである」と意識、行動を変えたい。
新しい知識を得る事は、楽しい事である。
中にはレポートも書けない人もいるが…論外である。 勉強したり話を聞いた時は、学びのチャンスに感謝し、それを活かし実践して欲しい。 
「幸せになりたい」「魅力的な人になりたい」「利益を出したい」と思っても、行動や実践がなければそこに到達する事は出来ない。 
「あすなろ」という言葉があるが、明日でなく今日、今からスタートしたい。
「努力は人を裏切らない」。