2022-06-08

M-net 2022-06-08


 勉強とは新しい事に挑戦する事 

勉強しろと言われると本を読む事だと思う人が多い。
確かに本を読む事も勉強の1つである。
私は自分の人生を振り返って【勉強とは新しい事に挑戦する事】だと思う。 挑戦する為に考えたり、行動したり、人に聞いたり、分からない事を学んだりする。 そして、成功もあれば失敗もある。そこで又考える。
ここ1~2年で新しい事に挑戦していない人、つまり従来と同じ事をしている人は進歩がないし、衰退していると 思われる。社会は大きく変化しているのに、自分が変化していない事は時代に置いていかれてしまう…。 私もTOPとして振り返ってみると、挑戦の連続であり、学びの連続であったように思う。木材から始まって、屋根工事、中国進出、八角形住宅、GMC、CG、ベトナム、カンボジア、Roof Meister、潜在能力採用、屋根屋根… 勉強の1つに読書があるが、読書は「他人の知恵を借りる」事であり、自分に力がなければ多くの先輩の力を借りる事が、自分の不足分をカバーする1つの方法である。
一度の人生、勉強して楽しくやれたら、最高である。

 レポートを書いて終わり 

様々な勉強会を開いている。しかし、なかなか成果が見えてこない…?
ほとんどの勉強会参加者が、勉強会のレポートを書いて一件落着、それで終わりである。
何のための勉強会か?知識を増やす為ではない。聞いた事、知った事、学んだ事を実際に実践してみる事が欠けている。その時、その場ではそう思うが、自分の事務所に戻ると通常の日常に戻ってしまっている。現場の対応や電話の応対に振り回されて、大切な事を忘れてしまっている。 しかし、若い人や新入社員は素直に即行動し、大きな成長が見られて嬉しい限りである。 新入社員のF君は、日中現場で学んだ事を全てメモしている。彼はそれを夜、家に帰ってから別のノートに整理をし、翌日から実行している。
ただメモをとるだけではなく、整理し行動につなげる大変すばらしい姿勢である。
経験や体験を積んでベテランになると「分かっているが出来ない人」になってしまう。
私はリーダー育成で「素直な心」「柔らかい頭」「挑戦力」のある人を育ててきたし、これからも育てていきたい。 従来のままでは若い人に追い越されてしまう。いくつになっても「心の若さ」を持ち、レポートを書く事で終わりでなく、「レポートを書く事がスタートである」と意識、行動を変えたい。
新しい知識を得る事は、楽しい事である。
中にはレポートも書けない人もいるが…論外である。 勉強したり話を聞いた時は、学びのチャンスに感謝し、それを活かし実践して欲しい。 
「幸せになりたい」「魅力的な人になりたい」「利益を出したい」と思っても、行動や実践がなければそこに到達する事は出来ない。 
「あすなろ」という言葉があるが、明日でなく今日、今からスタートしたい。
「努力は人を裏切らない」。