2020-06-28

M-net 2020-06-28



 人間砂漠化 

世界ではドンドン砂漠化が進んでいる。
砂漠に行ってみると、砂だけで植物や水は全くない、不毛の地である。
人の砂漠化もドンドン進んでいるように思える。 人と人は信頼の上に生活やビジネスが成り立っている。 信頼はどうして生まれてくるか…? 何かをやって頂いた時に「ありがとう」と言う感謝の言葉や行動によって信頼は生まれてくると思う。
何も感じない、当たり前と思っている人が増えている。 心で思っても何も行動がなければ思わないと同じである。 コロナの影響で、Webでの面談や商談も増えている。
Webで感謝を伝えたり、信頼を築く事は なかなか難しい…。感謝の思いや行動を1工夫、2工夫して実践して欲しい…。 砂漠の中にオアシスがあると、一息付けて身も心も休まる。Webや人間関係の中でも感謝の言葉や行動があると、ホットな気持ちになる。
遠く離れた海外で働くCさんから嬉しいメールが来た。 「私の国ではまだロックダウンが続き、全てが滞っています。そんな中でも毎日仕事があり、 毎月給与が100%出て健康で働けて本当に幸せです…」と。 多くの人が忘れている「平凡の中にいる幸せ」を実感して欲しい。 「自分は人として砂漠化していないか?」。

 感謝、信頼はファン化への道 

なぜ感謝や信頼が必要か?
感謝や信頼が積み重なるとそこに「ファン化」が出来てくる。 働く職人さん達やドライバーさんに感謝し、自分の部下に感謝し、発注して頂くハウスメーカーの方々にも感謝する事で、「南富士のファン化」「〇〇所長のファン化」が自然と出来てくる。
ファン化が出来ると大きな力となってくる。
サッカーや野球でもファンが多くなると大きな力となる。歌手やスターでもファンクラブがあると収入と感動の両面でより大きくなっていく。
私は人と会う時、会ったその人が「会社や私のファン」になってくれれば…と思い接する。 うまい事やいい事だけ言わず、本当の事を自分の言葉で話す。目を見て情熱をもって話をする。お陰様で多くの仲間が出来た。世界中に。
全ての原点は「出会いに感謝し」その出会いを大切にする。
そして出会いから「信頼」へと変わっていくと大きな「チャンス」がやってくる。
このチャンスを活かし新しい「創造」や「ビジネス」が生まれてくる。
日々の生活や仕事の中で「ファン化」を計る生き方を挑戦してみて下さい。
Withコロナの時代の今こそ。

2020-06-18

M-net 2020-06-18



 南富士のコロナ時代を生きる道 

社会環境
 ・コロナ禍の影響で前例のない不況混乱
 ・中国武漢で発病(2020.1)。全世界に広がっている
 ・ワクチン治療薬もなく対処療法手洗いマスク自分の身は自分で守る
 ・ウイルスの怖さを実感。社会一変。人手不足→人余り
 ・これからも何が起こるか分からないので、日頃からの備え
 ・まさかは常に起こる。

南富士現況
 ・50期。売上66億円(104%UP)
 ・自己資本比率32.4%
 ・ 総合外装   リフォーム好調・新規出店成功。Roof Meister社会評価大
  人材     中国、ベトナム
  リスク分散  CG,積算…ベトナム、中国 カンボジア
  種まき    中国建材。カンボジア/IT。光触媒

With Corona
 1.基本方針
   ①強いモノをより強く    屋根工事の強化、職人育成
   ②中国人材、ビジネス強化  GMC、建材、光触媒
   ③New Value        光触媒、カンボジア/IT

 2.改めて
  人間、社会生活の根幹。当社は“住”

 3.屋根工事
   1.ミニ経営者(営業所長)の育成、強化
   2.職人集団(施工力)の強化

 4.人づくり
   1. 社員のレベルUP(任される人づくり
   2. GMC、Meister
    完璧に信頼できる人材
    一芸ある人材
   3. Roof Meister(がっちりマンデーTV影響大)

 5.ITの活用
   非IT化(屋根工事)
   IT化。テレワーク、事務、IT学校

 6.多極化、多角化
  リスク分散。日本人口減→中国、アジア化

 7.どうやるかでなく何をするか(捨てるモノあり)

 8.コロナは日常風景

エクセレントカンパニー(3視点)
 ・安定性 ガリバーの屋根外壁工事
 ・将来性 海外(特に中国)。人脈とネットワーク
 ・社会性 人づくり(Roof Meister)(GMC)
  ※コミットメントライン(みずほ)2019.9.27

2020-06-08

M-net 2020-06-8



 菊づくり、菊見る時は、陰の人 

当社の専務、副社長、副会長を歴任し、50年間にわたり貢献して頂いた故山岸繁(74歳)さんが 6月2日朝、逝去されました。謹んでお悔やみ申し上げます。
20歳で入社され、木材からスタートし、46年前から屋根、外壁工事を日本一の事業に育ててくれた張本人です。日本一になることを夢見て、日夜努力をされてきました。 車に乗る時も、見るモノは屋根、外壁工事だけ、話す内容も屋根外壁の話だけでした。
苦しい時は頑張れ、行動しろ、良い時は悪くなったら大変だから手を抜くな…と。
50年間で意見の違いや考え方の違いもあり、衝突もありました。二人の間では暗黙知があり、「今日食う事は山岸」「明日のビジネスは杉山」と分かり合っていました。
部下にも厳しく、事実を持って決断してくれ、「いやな事は山岸がやります」と言って実践してくれました。

大きな功績が2つ。
①職人を育て、今500人近い職人さん達がいます。南富士の最大の武器、財産です。
②営業所長に全権を任せて育てる「ミニ経営者」づくりです。
今、コロナ禍でも安定した経営が 出来る仕組みを一緒に作ってくれました。
50年間でグチを言った事が一度もなく、全幅の信頼をおいて任すことができた人物です。 46年前、10名の若い社員と共に「カラーベストに青春をかけよう」「日本一を目指そう」と、 夢を語った事が昨日の事のように感じます。
告別式にK社のK社長が参列してくださり、最高の花を添えて頂きました。 k社長は、山岸さんと会って33年が経ち、真面目で信頼できる人物だと弔辞で話していました。 仕事だけでなく、麻雀やゴルフで共に遊んだ話しもして頂き、信頼は継続につながると実感。
山岸君のDNAを継いだ幹部社員も参列して頂き、それぞれに思いがあったと思います。

「菊づくり、菊見る時は、陰の人」となってしまいましたが、南富士の企業風土、企業文化を これからも育て、前を向いて、上を向いて歩んでいきたい。
山岸顧問、「屋根工事日本一」の「夢とロマン」を一生持ち、実現出来ました。 改めて深い感謝と哀悼の意を表したいと思います。

 難局をどう乗り越えるか? 

仕事や人生で難局にブチ当たる事がある。どう乗り越えるか、正解はない。
今までの知識や経験の延長線上に解決策はない。頑張ってもダメである。 同じ事を毎日繰り返していると、何も気づかず、3年でジリ貧となる。

1.まず、問題や起きている課題に気付かなければ始まらない。
2.そして起きている現象でなく、本質(見えない)を見つける。
3.当面どうするかの緊急対応策を考え即実行。
4.基本的な解決策を創り出し、本質的な対応をする事でピンチをチャンスに変える。
5.要はどうするかでなく、何をするかである。