2019-04-28

M-net 2019-04-28


 大型10連休 
 通常のゴールデンウィークに平成から令和に変わる行事の為、初めての10連休となる。
正規社員は安定しているが、非正規社員(アルバイト、パート、派遣社員)は不安(収入減)を抱えている。当社でも多くの職人さん達にとって、10連休は1ヶ月の30%にあたり、収入その他の面で心配があり、各所長・担当者のみなさんには工夫をして頂いている。
 長い休みを活用して成長する人もいれば、ダラけてしまう人もいて様々である。
当社では、全社員の半数を3班に分けて海外研修に行ってもらう。
 1班 ベトナム:タイグエンやハノイ
 2班 中国:上海、武漢、福建
 3班 中国:上海、福建、武漢

 帰国後、世界を自分の目で見、肌で感じ、大きく羽ばたくことを念じている。
長い休暇を利用して、読書をして幅を広げるのも良いし、家族でのんびり過ごすのも又良しであり、休みの活用にも大きな差が出てくる。

 私を含めて、休みをうまく活用できない日本人だが、多様化(ダイバシティ)時代である今、様々な休暇活用があって良いと思う。


 平成は主役が変わる時代 
 平成は30年間続いたが、大きな目で見ると「主役が変わった時代」であった。
ITやデジタル、IoTなどが表に出て、全ての中心となり主役となっている。
そして、今日本で大きな変化をしているものを3つ挙げたい。

 ・コンビニの数―― 55,000店 
  個人商店や商店街がドンドンなくなっていく。全てがコンビニで間に合う。
  コンビニは、今や生活の要()であり、なくてはならない。

 ・お寺の数―――― 77,000
  地方の衰退と信仰心の薄さ。お寺の魅力のなさ。
  お寺は檀家がドンドン減り、空き寺がすごい勢いで増えている。

 ・歯科医院の数―― 70,000
  歯科医師不足に対して歯科大学を作りすぎ。需給バランスの欠如。
  歯科医院は、顧客のマーケットを医師の少ないアジアで展開することを考えたらいい…

 3つの関係は何もないが、頭を使って考えるキッカケになればと思い、書いてみた。



 この頃感じること 
・仕事を流す人が多い――――――― 考えもせず、そのまま処理して満足する人。
                  周りは不満。

・現象対応で、本質が見えない人―― 言われるまま。相手の言いなり。主体性なし。

・現場を大切にしない人―――――― 机上にはヒント、アイディアなし。現場に問題あり。
                  ここにヒント、気づきあり。

・ビジネスも人生も「Give & Take」―Takeだけでは発展も広がりもない。
                  まず与えていますか?

・総論だけで各論のない人――――― 具体的に何をするか?どうするかに気づけない。
                  成果の出ない人。



2019-04-18

M-net 2019-04-18


 カンボジア 

 アンコールワットで有名な東南アジアの一国で、新たな人づくりが始まろうとしている。
 人口約1600万人、仏教国。首都プノンペンは近年急速な発展を遂げ“遺跡の国”のイメージを覆される。初めて訪れ、トップ大学の学長達にお会いさせて頂いた。

「学生の視野を広げ、教育と就労の機会を無料で提供頂ける事は大変有難い」「大学発展に於いても素晴らしいチャンス」。我々の人づくりに共感頂き今後活動を共にして行く計画である…。


 今回アテンドをしてくれた、プノンペン大学の学生Jさん。日本への留学経験がある為、日本の問題を聞いてみると…
 「旅行には素晴らしいですが、外国人が住み続けたいと思わない。留学生の総意でした。」
1)人間関係。外国人に対して壁がある。表面的には親切で便利な社会だが、本当に親しい友人が出来なかった。韓国の方が、まだ良い。
2)画一化社会。枠から逸脱すると、ひどく叱られる。社会からはじかれる。
 外国人の受け入れ増を目指す日本。「選ばれる国」への課題を垣間見た旅でもあった。


 将来予測(ミス防止の要)

 ミスを多発するT君がいる。
 物事の判断や人の採用などミスが続く…。「なぜだろう」と思う。
 表面的と言うか、現象だけで判断しているように思う。今の現象は明日の現象ではない。明日は変化している…事に気が付かない。本質が分かればミスは大幅に減るが、本質は隠れているのでなかなか見えない。見えないものを見る「洞察力」が必要となる。
 別の言い方をすると、判断する時「経験」と「知識」で決めている。これではダメである。もう1つ、「将来予測」を加えなければならない。このまま行ったら将来はどうだろう…。この人は教育やチャンスを与えたら成長するだろうか?この将来予測を判断の1つに加えると確率はすごくUPする。

 まず、様々な経験を積み、知識の量を増やす努力が必要である。視野を広げて多角的に将来予測が出来ると、判断する時ワクワクしてくる。

2019-04-08

M-net 2019-04-08


 第50期方針・入社式 
4月1日に入社式・全体会議が行われた。
今期は第50期、創業75周年となる。
今期の経営方針は【三核経営】である。改めて南富士の強みを活かし、ガリバー企業として前進していきたい。
5月には中国・ベトナムへの社員研修があり、社員の皆さんには、実際に目で見て肌で感じることで多くの事を学んできてもらいたい。
そして、7名の新入社員を迎えた。彼らには南富士の新しい風となって、良い刺激となり活躍していってくれることを期待している。



 新東京営業所OPEN 
新しい総合外装事業部の首都圏の「新東京営業所」が48日に開設された。18番目の営業活動拠点であり、所長は「望月敦生」君である。
新規開拓や新しい事業展開を期待している。
持ち前のバイタリティで事業部を引っ張っていって欲しい。場所は草加市であるが、千葉エリアの管轄である。名前の通り「新東京」であるので、新しい東京全エリアを目指しているが、初日から電話がひっきりなしである。
望月君の行動力はさすがである。
挑戦し、結果を出してくれると期待している。


 上を向いて歩こう 
東京駅八重洲口から東京本部に向かう道に、通称“さくら通り”がある。当社のビルは「さくらビル」である。先日、事務所へ向かいながらふと何気なく空を見上げると、そこには満開の桜があった。休みの日には歩行者天国となり、昼夜問わず花見客で溢れかえる通りである。しかし、この通りの桜は木が高いので、下ばかり向いて歩いていると桜の存在を忘れがちである。毎日通う通りであるが、平日に満開の桜を見て、“ああ、上を向いて歩こう”と感じた。来月は元号も変わり、これからますます激動の時代へと突入していくであろう。日本は課題先進国と言われ、課題は山積みである。
しかし、そんな時代だからこそ前を向いて、上を向いて歩いていきたい。