2023-07-28

M-net 2023-07-28


 中国の魅力と課題 

日本国内は人口減と少子高齢化の中で、活路の1つに中国・アジアがある。
中国の魅力は、人口14億人で莫大な市場がある。
一例を挙げると、中国の3年のコンクリート使用量がアメリカの100年と同様である。
多様性があり、人材も多く、格差もあるが、それがエネルギーを生み出している。
課題は双循環といって、国際化(中国とアメリカ、日本)と国内が好循環となれば発展、成長する。
国際化は今順調とは言えないが、今こそ日中の人材育成等の展開の力が期待されている。
一例に、北京から100㎞のところに雄安新区というスマートシティの開発が、国家プロジェクトとして進んでいる。
1000年を考えた壮大なプロジェクトである。
エリアは40㎞×40㎞で、想像を超える。
近くに北京第三空港も開設している。雄安新区からも様々な相談が来ている。

 中国の二人の超TOPリーダー 

【Zさん】アメリカ(経営戦略。資金)。ヨーロッパ(センス、デザイン、大胆、優雅)。中近東(桁外れなオイルマネー)の長所を活用した世界戦略家。文化の差がビジネスの源であり、ビジネスの基本は信頼が原点。
しかし、今の中国にはハードは十分にあるが、人間力などのソフトが十分でない。 日中人材育成協会に期待する事が非常に大であるとの事。
【Cさん】自分一代で企業を興し上場させ、莫大な資金を得て、その資金で私立の技術系大学を100億元(日本円で2000億円)投入し、明年開校予定である。
徹底した合理主義で、会社は利益を上げてきた。 そして今大学を設立中であるが、知識中心で学生達に勉強させるとの事…。
残念な事であるが、学生達に人間力を学ばせない。 中国民営企業の成功者だけあって、他の意見は取り入れず我流で進んでいる。 しかし、大成功者である。

 蘭州大学に南富士人材育成基地開設 

中国の奥深い内陸のTOP大学に人材基地がStartする。
4つの事業①GMC ②学生工作室 ③奨学金支給生④様々な実習の4つである。
夏休み終了の9月Start予定。


2023-07-18

M-net 2023-07-18


 中国での本格的事業展開 

今年の経営方針である、「住、人、創」の方針に基づき、【住=外装工事。人=人材育成。創=知的ビジネス】の3本柱で、中国で事業展開している。 右の写真は、上海事務所の入り口の看板です。 3年に及ぶコロナからの脱却で、人を育て事業を興し、新しい事業に挑戦です。
 

 アジア一体化 

7月8日、日本政府主催のアセアン元日本留学生評議会(ASCOJA27)のインドネシア大会で講演を依頼され、【人づくりアジアで48年】というテーマで話をさせて頂いた。 参加国は、インドネシア、マレーシア、シンガポール、タイ、ベトナム、フィリピンカンボジア、ラオス、ミャンマー、ブルネイの10ヶ国200人。大盛会であった。

 Roof Meister 23期 

写真を見れば、言葉や説明不要である。 活気がある3人の成長を期待している。 教育方法もチェンジし、理論よりも実践中心に移行した。 Change(変化)する事が時代を乗り越えるキーワードである。 やり方も、人も…。

2023-07-07

M-net 2023-07-08


 日中人材育成協会 Start 

日中アジアで人づくり48年の継続が、大輪の花を咲かせている。 元内閣総理大臣 福田康夫先生を名誉会長として、日中人材育成協会が7月5日に正式にスタートした。 福田先生の言葉は、
「杉山さんの人づくりが社会に受け入れられた。素晴らしい。大胆で徒手空拳であり、政府としても御礼を言わなければならない位である。大変有難い。 これからも出来る事を協力します」身に余るお言葉であり、長年の努力が実を結んだ。
役員は、(名誉会長)福田康夫 (会長)杉山定久 (理事)藤嶋昭(東京理科大学前学長、 中国院士) 宮本雄二(元中国大使) 木村均(KMEW社長) 山本純(医 純正会会長) 武田雄司(弁護士) 蒲池正英(公認会計士)沖村憲樹(JST特別顧問)中島隆信(慶応大教授) 杉山拓の11名である。
南富士は、並の会社ではなくなってきている。
本当の平和は人づくりや草の根活動であり、理念と価値観を共有した人づくりや人脈が、新しいものを創り出していく。

1. 日本と中国・アジアのグローバル人材の育成と活躍の場づくり
2. 大学や業界や国を超えた高度人材(リーダー)の育成
3. 実践的教育を中心とし、大きなヒューマンネットワークづくりを目指す




 人がいて事業がある 

これから力を入れていく中国事業の核人材は上の2人である。
人づくりと新しいビジネス担当のC君(左)。 建材、施工担当のR君(右)。
入社して16年以上経つが、南富士の理念と価値観を日本人以上に共有し、言行一致で日々新しい事に挑戦してくれている。
遠く離れた中国で、コロナ禍でも何1つ変わらず成長している。
久しぶりにお会いし、元気で活力に溢れている。改めて人がいて事業や人づくりがあると実感した。