2023-06-28

M-net 2023-06-28


 コロナが終息し、社会が一変 

コロナの分類がインフルエンザ並の5類へ移行し、社会が激変している。
家(自宅)が中心だったインサイドの生活から、外に出るアウトサイドの生活へ移行している。 外食やショッピング、旅行など、3年間の閉鎖社会からの脱却である。
しかし、レストランに行っても食べたい人はいっぱいいるのに、作る人、運ぶ人が不足している。 荷物を運びたくても運ぶ人(ドライバー)が足りない。ホテルに泊まりたくてもホテルで働く人がいない…。
その上に、ウクライナ問題でエネルギーや食料の価格upと…。課題山積である。
当社の主力事業である住産業も変化している。マンションより家で仕事がしやすいと、分譲住宅を買う人が多くいたが…。 今、分譲住宅も建てれば売れる時代は終わった。 東京圏はまだしも、地方は厳しい。
絶対必要な産業は強いが、あったらいいなと言う産業は厳しい。
どうやるかも大切だが、何をするかは事業や人生で最も大切である…。
社会の変化に合わせて、事業展開も変化していかなければならない。
正解はないので、会社としても方策は考えるが、一人一人も自らの頭で考え、挑戦して欲しい。時代や社会を見て、ピンチも又、チャンスとしたい。

 中国。蘭州で人づくり 

中国も広い。蘭州ってどんな所?(私も社長も行った事はなかった)
甘粛省の省都。人口430万人。都市部は標高1500m。蘭州大学は標高1700mの砂漠の中にある。 中国トップ大学の1つであり、学生数4万人。学生は素朴で、チャンスが少ない。
この蘭州大学に、杉山種まき奨学金を10名に支給し、中国人材育成の1つの基地としたい。





2023-06-16

M-net 2023-06-18


 新規屋根工事【相模原営業所】新規開設 

6月13日に総合外装事業部の第24番目の相模原営業所がオープンした。
3年半に及ぶコロナ禍から、新しい動きが始まった。
内にこもる時代から、外に出る時代に変わり、大きく動きだした。
変化の激しい時代であるが、こんな時は「強いモノをより強くする」事で体制を成長させたい。N所長は「この町田、相模原エリアは業者も多く、競争の激しい地域だが、皆さんの協力を得て、実績を積み上げていきたい…」と抱負を述べた。
建物はちょっと古いが、町田駅にも近く、人通りも多く一等地であり、地域でも注目されている。 オープン当日、近所の人が挨拶に来てくれた…。
N所長の新しい発想と挑戦力に期待し、 ピンチがチャンスとなれるように、行動と実績で結果を示して欲しい。

 
 中国人社員2人と得意先若手1名 日本研修 

コロナ禍で海外との往来が3年間出来なかったが、今回、中国の建材部門リーダーのT君とYさん、得意先の福建省のRさんの息子さんの3名で来日した。
施工現場や工事のシステム化、本社研修やプレカット工場、ルーフマイスターとの交流など一週間、社員の皆さんの協力で無事終了し帰国した。
これからの中国の建材市場に期待する事も大きく、日本で学んだ事をうまく活かして欲しい。日本の感想を聞くと「日本は昔とあまり変わっていない…。」と話してくれた。変化がないという事は、成長・発展が無い、魅力がない事と同じである。
(他と比較する事によって、自らの立場を知る事が出来る…。) 目の前や現場だけを見るのではなく、社会の動き、業界の動向、自社の実態、海外での事業展開など、視野を広げていきたい。 3年前、5年前と同じ事を繰り返していると、知らず知らずのうちに沈下し、行き詰ってしまうと強く思った。
外を知る者と出会いたいし、会話やビジネスをしたい。
日本だけ見ていても限界があり、可能な限り社員にも外を見るチャンスを与えたい…。


2023-06-08

M-net 2023-06-08


 稼ぐ力 

先日、N教授と話をした折、南富士さんの屋根工事は「稼ぐ力」があって素晴らしいと言われた。
今、少し考えられる大学生は、将来の食糧自給率を考え農業に挑戦する人はいるけれど、現金収入(稼ぐ力)が得られずに挫折する人が多い。 稼ぐ力がないと夢や目標を持つ事も、仕事を継続する事も出来ない…。
住宅の屋根工事は、夏は暑いし冬は寒い仕事だが稼ぐ力はあるし、どんなにIT化、デジタル化が進んでもなくならない仕事である。 屋根工事に関わる人は、自身と誇りをもって欲しい。 最先端のビジネスは技術進歩が速く、今日の常識は明日の過去となってしまう。
一人一人が稼ぐ力を持つことにより、安定した収入で「人づくり」や先を見た「先行投資」が出来る企業体となれる。 改めて企業の原点は「稼ぐ力」であると自覚した。

  

世の中には様々な人がいる。今年入社した新入社員でも同じである。
ⓐ 自分の事しか考えられず、まったく周りが見えない人
ⓑ 現場や目の前や起きている現象しか見えなく、視野が狭く、それでいいと思っている人
Ⓒ 現象を見て、周りの事や少し先の事、相手の事を少し考えられる人 …がいる。

この差は何であろうか?
天性もある。本人の能力もある。今までの環境もある。周りの人々の影響もある…。
多様化の時代であるので、一つの答えはない。 そんな中で変化、成長している人もいる。なぜだろうと考えてみると…。全てに興味や関心を持っている。 好奇心がいっぱいであるように見える。好きになったり、信じたり、好奇心を持つ事がStartであると思う。
考えてみると私の「人づくり」「中国」も好奇心が原点である。将来どんな時代が来るか? 良い人がいなければ育てよう。近い将来、中国・アジアの時代になるかもしれない。屋根工事の将来は…など。
そして(海外採用社員を含めて)
ⓓ 魅力的な人…現状をとらえ、課題を見つけて、新しい挑戦をする人
ⓔ 戦略的な人…社会現象を多角的にとらえ、新しい事業を構築できる人
が、育ってくれることを期待し、育てていきたい。
今、世界は激動期であり、裏を返せばチャンスでもある。
上記の「稼ぐ力」と「人」づくりで新しい一歩を創り上げていきたい。