2023-06-08

M-net 2023-06-08


 稼ぐ力 

先日、N教授と話をした折、南富士さんの屋根工事は「稼ぐ力」があって素晴らしいと言われた。
今、少し考えられる大学生は、将来の食糧自給率を考え農業に挑戦する人はいるけれど、現金収入(稼ぐ力)が得られずに挫折する人が多い。 稼ぐ力がないと夢や目標を持つ事も、仕事を継続する事も出来ない…。
住宅の屋根工事は、夏は暑いし冬は寒い仕事だが稼ぐ力はあるし、どんなにIT化、デジタル化が進んでもなくならない仕事である。 屋根工事に関わる人は、自身と誇りをもって欲しい。 最先端のビジネスは技術進歩が速く、今日の常識は明日の過去となってしまう。
一人一人が稼ぐ力を持つことにより、安定した収入で「人づくり」や先を見た「先行投資」が出来る企業体となれる。 改めて企業の原点は「稼ぐ力」であると自覚した。

  

世の中には様々な人がいる。今年入社した新入社員でも同じである。
ⓐ 自分の事しか考えられず、まったく周りが見えない人
ⓑ 現場や目の前や起きている現象しか見えなく、視野が狭く、それでいいと思っている人
Ⓒ 現象を見て、周りの事や少し先の事、相手の事を少し考えられる人 …がいる。

この差は何であろうか?
天性もある。本人の能力もある。今までの環境もある。周りの人々の影響もある…。
多様化の時代であるので、一つの答えはない。 そんな中で変化、成長している人もいる。なぜだろうと考えてみると…。全てに興味や関心を持っている。 好奇心がいっぱいであるように見える。好きになったり、信じたり、好奇心を持つ事がStartであると思う。
考えてみると私の「人づくり」「中国」も好奇心が原点である。将来どんな時代が来るか? 良い人がいなければ育てよう。近い将来、中国・アジアの時代になるかもしれない。屋根工事の将来は…など。
そして(海外採用社員を含めて)
ⓓ 魅力的な人…現状をとらえ、課題を見つけて、新しい挑戦をする人
ⓔ 戦略的な人…社会現象を多角的にとらえ、新しい事業を構築できる人
が、育ってくれることを期待し、育てていきたい。
今、世界は激動期であり、裏を返せばチャンスでもある。
上記の「稼ぐ力」と「人」づくりで新しい一歩を創り上げていきたい。