2022-06-17

M-net 2022-06-18

 


 世界の激変と南富士 

コロナになって3年目。
今年になってロシアがウクライナに戦争…世界は激変している。
日本でも「安全」「食料」「エネルギー」が大きな課題になっている。
従来の考え方から「価値観」をチェンジしなければ生き残れないし、勝ち残れない。
一語で表すなら「量」から「質」の大転換である。
安全をどう確保するか?食料の自給率をどうするか? 
エネルギーは原発に頼らないで自然エネルギーなどの有効活用をどう進めるか?又、産業をみてもガソリン車からEV車への大転換。
今までの価値観では通用しない社会になっている。
今日本は円安(1㌦=135円)であるが、本来ならば円安で輸出が 好調であるはずなのだが… 残念な事に産業力が弱く、その影響を受けていない。自然、歴史、 温泉を中心とする日本のインバウンド(訪日観光客)のみが注目されていて、少し悲しい…。
しかし、私たちの住産業を見てみると裾野が非常に広く可能性がいっぱいある。
住は木材、コンクリート、鉄、繊維、家電、家具…など。国内は少子高齢化で住宅の量は望めなくても、質の向上や、中国・アメリカを考えた時可能性はいっぱいある。
「屋根・外壁・リフォーム」など南富士の得意分野では「住のリーディングカンパニー」としての高い評価を得意先、職方、仕入先から受けて発展、成長する可能性がまだまだある。
マンネリや今までの価値観を捨て、新しい価値観でイノベーションを興し、前に進んでいきたい。
若い力や女性の力も積極的に活用し、魅力的な組織づくりに取り組みたい。
香港やウクライナも魅力(力)があれば、今のような状況にはなっていなかったのかもしれない。
南富士も魅力(力)のある企業として、今までもこれからも努力したい。
待っていても何も変わらない。「心の若さ」と「変化を先取りする頭」そして「失敗してもチャンスある行動力」に期待したい。

 捨てる 

某営業所を訪問した。ビックリである。
 敷地が広々としていて、倉庫の中も整理、整頓されて いる。成績も抜群である。
前回来た時は、敷地内は在庫と残材などが山のように 積まれ、車の駐車も出来なかった…。
「余分なモノは捨てる」ように指示を出し、お金をかけて処分した。モノだけでなく、薄利で 多忙な得意先(お客様)も手を引かせて頂いた。事務所の中も整然とし、すっきりしていた。 収益を上げたり、効率を上げる時、まず「捨てる」事であると実感した。捨てるには「勇気」がいる。「もったいない」「何かに使えるかもしれない」と思うと捨てられ ない。良い得意先が確保出来たら中味のない得意先をチェンジしよう…と思うが、いつまでたっても変わらない。思い切って処分する事によって、余裕のある時間や空間が生まれてくる。 新しい挑戦も出来る…。倉庫や事務所だけでない。
古い知識や固定概念、成功体験なども捨てると新しいモノが生まれてくる。