2003-02-18

M-net 2003-02-18

楽しい相談、楽しくない相談

 上司や周りの人に相談する時。
A君 「この問題に対して私としてはこう処理したいと思うがどうでしょう。」
B君 「この問題に対してどうしたら良いでしょうか?やり方を教えて下さい。」
 A君は問題解決のため自分でも勉強しており、成長していく。B君はいつも指示を待ち、自ら考えようとせず、成長が少ない。楽しく相談が出来る事を期待している。
 その為にはまず第一歩として、間違ってもいいから自分の意見や考え方を持って相談して欲しい。どこで変化したのか、何が問題で上手くいかないのか、失敗やミスを重ねながらポイントや問題点を見つけていく。いつも上司や他人に頼っていると、いつまでたっても自主性や主体性が育ってこない。
 人には教えても教えられない事があるが、これもその1つである。
 自らが「自分の持つ能力とセンス」で、自分ではこうしたいと主張できる人間となって欲しい。イロハは自分で勉強し、身に付けて欲しい。


生き残り、勝ち残り

 大きくても生き残れない
 賢くしても生き残れない
 変わっていく事のみ生き残っていく

 変わるには勇気が必要である。特に今まで成功したやり方を変える事や、自然に身に付いた固定概念をチェンジする事、或いは学校優等生(常にテストの範囲や課題について努力すれば良かった)が、実社会では範囲も条件も全く違うし、すぐ変わっていく中での常勝など。目線を変え、価値観を一変しないと生き残り、勝ち残れない。ここ10年で、ここ5年間で、ここ1年間で、何か大きく変革しましたか?


気づき行動を

 先頃ある問題が発生し、トラブルが起きた。当事者同士は色々と話し合いをするがなかなか話しがまとまらない。となりの部屋でこの様子を聞いていたH君、問題があり自己主張だけをするZ君に納得がいかない。仕事が終わり、思い考えた末にどうしてもZ君の主張や言い分に腹立ちさを覚え、夜、Z君を訪ね、「君は何もせず、何の役にも立っていないのに、要求だけしていて何を考えているのだ…」と注意や指導をしてくれた。Z君がH君の意見を聞いたかどうかは別として、「事実を見、何かを知った時」行動を起こしてくれたH君とその仲間達を「素晴らしい社員だ」と思った。見て見ぬ振りをし、知っていても知らぬ振りをする今の時代に、なんと誇れる人間だろうと痛感した。H君達をほめたら、本人達は「キョトン」としている。「何もやっていませんよ」「何も結果も出ていませんよ」との事。結果も大切だが、まず気付く事、そして行動する習慣がすばらしい人間やリーダーをつくり、大きな成果(結果)を生むと確信している。

2003-02-08

M-net 2003-02-08

みやげ

 取引先や他人の家に訪問する時、何かみやげを持っていきますか?
 みやげと言っても菓子や酒などのモノではなく、情報や話題である。T君は必ず情報をコピーし、持参してくれる。
 私も取引先を訪問したり、取引銀行にお伺いする時には必ず最新の情報を持って行く。例えば常に情報を持って行くと、突然チョット立ち寄った時でも時間を割いてくれ、10分でも話をしてくれる。リーダーや経営者、忙しい人ほど情報を求めている。それも新聞やTVで得られる話題や情報でなく、生の、活きたその人しか得られない情報に価値がある。事務所に座っていたり、家と会社の往復だけでは情報は入って来ない。
 一方みやげを持って行くだけでなく、時間とエネルギーと費用をかけて外に出て行くからには、帰るまでに何か1つ以上のみやげ(役立つ情報)を持って帰って欲しい。手ぶらで帰社では情けない。
 手土産を持って出掛ける習慣と、出掛けたら何か役立つみやげを持って帰る習慣を身につけると毎日が楽しく、そして多くの人との出逢いが待っている。


心温まる話

 ビジネスで山口県長門市(日本海に面した小さな町であまり知られていない)のF社を訪問した。山陽新幹線の厚狭駅で乗り換え、単線の1車両の電車に乗り、1時間20分で着いた(おじいちゃん、おばあちゃんと高校生しか乗っていない)。日本海の冷たい潮風が顔や身体に遠慮無く体当たりしてくる。ブルブルの連続である。
 商談が終わり、帰ろうとした所、電車がない。1時間30分後である。弱ってしまった。
 F社の社長さんが「こんな辺鄙な田舎まで来て頂き、さまざまな情報を提供して頂き、感謝しています。忙しい社長さんでしょうから、私が今から新幹線のひかりの止まる小郡駅まで送ります。この長門市はついでに寄る所ではない。わざわざその為に来て頂いたと思います…」車で1時間10分かかったが、車中で様々な話しをさせて頂きながら送って頂いた。
 お互い忙しい中、私の為に車を運転して送って頂いたF社の社長さんの「思いやりと行動」に深く感謝すると同時に、冷たい日本海での出会いに心温まり、何か1日が楽しく感じられ嬉しかった。厳しい経済下でのF社の発展を期待し、出会いが新しい芽の出るキッカケとなる事を願っている。
 さて皆さん!たまには心温まる「思いやりと行動」をしてみてはいかがですか。お金はかかりません。チョットした気づきとそれを実行する勇気です。


2003-01-28

M-net 2003-01-28

己の敵は己

 何を言っても、何を話しても、自己変革できないT君がいる。
 時代は激変し、社会や生活は変わっているのに…。気づいてはいると思うが。
 なぜ変われないのか、色々と考えてみた。頭も悪くないし、行動力もある。しかし従来と同じ方法で毎日仕事をしていく。当然成果はジリ貧である。
 このままではまずいと思いながら…何も手を打たない。私は常々、現状認識が出来なく、今何をなすべきか判断と行動の出来ない人間はダメだと思っている。
 明日はやろうと思っているのかも知れない。先延ばしや失敗も大きな要素であるが、基本的な問題は己自身にある(己の敵は昨日の己自身である)と思う。

 楽をしたい、苦しい事は先延ばししたい、出来れば現状維持で行きたい、勉強はあまり好きではない…。人間の本能?かも知れないが、己自身に打ち勝たなければ、時代から、社会から置いていかれてしまう。強いものが生き残るのではなく、環境や変化に柔軟に対応したものが生き残っていく。己の敵は競争相手でも何でもない。変化しようとしない己自身である。


対応と先取り

 何か連絡や情報が入ると即対応してくれるS君がいる。
 1つの連絡や情報に対して最終目標をつかみ、常に先取りして対応してくれるA君がいる。S君は言われた事、指示された事に対して自分では100%やっていると思っている。しかし依頼された事だけ100%やっても、依頼主は当たり前で満足もしない。Y君は深くものを考え、今起きている現象だけで判断して行動するのではなく、その先にある本質や起こるであろう問題を想定して対応してくれる。
 分かりやすい話に例をとると、住宅設計である。注文主よりこんな家が欲しいとお客様の言っていることだけプランニングして持っていっても相手は「自分の言った通りの図面だ」とは言っても決して満足していない。何かモノ足りなさを感じている。一方お客様の言っている事は最低条件として、それに相手の立場に立ったアイディアや生活提案、将来発生する問題(老後の生活)などを折り込み提出できれば、相手は「こんな家や生活がしたかった」と満足したり、感謝してくれる。この違いは「対応と先取」の差であると思う。

 言われた事だけやってもダメ。一歩先取りをする生き方を。言われなくても自ら気づき行動する人生を生きてゆきたい。

2003-01-18

M-net 2003-01-18

世界の製造業の賃金水準

 今年になって「トヨタのベースアップ要求なし」「賃下げ10%元年」など賃金にまつわる暗いニュースが多い。日本経団連の調査によると、世界の製造業の賃金水準は以下の通りである。
日本   100
アメリカ 93
ドイツ  76
韓国    44
中国     3
先日オーストラリアの友人から、オーストラリアの状況を聞いてみると、失業率7%で年収600万以上の人が20%で、残り80%の人々はもっと給与は安いとの事。しかし年収は少なくても生活にゆとりがあり、質素な生活をエンジョイしている。理由は生活費や物価が安く、安い年収でも十分であるとの事。
 日本もデフレが進み、土地や家(住居費)、教育費が下がれば給与は下がっても生活は楽に?なるかも知れない。ユニクロや和民など、衣食は大幅に下がっている事を実感している。
 国際化、中国化が進む中で、一番身近な賃金を数値で表してみると、なぜ中国なのかよーく分かる。


男のオシャレ

 友人達と男のオシャレについて談話した。ほとんどの友人達が「服装とか、センスの話」をしている。尊敬するA君が、「男のオシャレとは、疲れたと言わない事だ。そして疲れた顔を見せない事だ。」と言い、「一番男の格好悪いのが人前でのタメ息だ!」と教えられた。
 「疲れた」や「タメ息」を吐かない人生を歩み、男のオシャレをしたいと思った。「笑顔に勝る化粧なし」とも言われ、笑いや笑顔を多く出せる毎日でありたい。


セーターもシーズン遅れは半値以下

 セーターのシーズンである。暖かく寒さを防いでくれる。ありがたい。
 しかしこのセーターも、春先になれば、半値でも見向きもされなくなってしまう。
 必要な時タイミングスピード工期時間、これがズレるとどうしようもない。
 学ぶべき時、攻める時、納期や約束の日時、発想や行動を大転換すべき時などを自己都合や忙しさを理由に延ばしたり、遅らせてしまってはダメである。半値どころか、0、マイナスとなってしまう。

2003-01-08

M-net 2003-01-08

新年あけましておめでとうございます。今年もM-netで皆さんとお会いできる事を楽しみにしています。

新年…常日頃が自然とにじみ出てくる

 新年になって様々な人と新年の挨拶をする。
Aさん…「時代は激変している、自己変革する以外はダメ。
      刺激を期待している」とワクワクする人
Bさん…「目標を立て、戦略を練り直し、大きな飛躍を計画している」と
      エネルギッシュな人
Cさん…昨年の暮れ「この本を」と渡した所、レポート持参で
      新年の挨拶をする魅力的な人
Dさん…          〃        、たださーっと読んだだけの、
      指示された事のみする人
Eさん…毎年同じ様に「オメデトウ」「今年もよろしく」
      それだけで何も無しのつまらない人
Fさん…「昨年の暮、まさか自分がリストラされるとは…」
      自己中心で、リストラされて初めて気づく人

 年末年始の休暇の使い方や、生き方の違いが新年の一言に表れてくる。常日頃の大切さ、環境が人を変えていく事の恐ろしさを知る。


価値観(自分の物差し)を変えてみよう

 自分の周りしか知らない、自社の人間関係だけで生きている、日本的な物の考え方しか持ち合わせていない、同世代の人としかつき合わない……。
 今年は少し「異質な人」と会ったり、「立場を変え」て物事をやってみると不透明な中で何かが見えてくる。
 ・自己中心     → 相手の立場     ・身体を使う → 頭を使う
 ・供給者       → 需要者の立場    ・苦しい   → 楽しい
 ・日本の価値観 → 中国(世界)の価値観  ・ 指示待ち  → 自主的
 ・社員の立場  → 上司の立場     ・目先    → 全体(チョット先)


Mの時代

・ Man ――――――- 人の差が企業の差。
         全ては人材によって優劣が決まってしまう。
・ Management ―――- 管理力、経営力、やり方。
・ Marketing ―――― ユーザーから選ばれる商品や
         サービスを提供できる。
・ Money ―――――― お金。世界は今、資本(市場)主義経済一本。

Man(人)については20021228で書いてある通りです。
Managementは今世界で最も求められているし、従来のやり方では通用せず、時に合った「新しいやり方」をどうしたら良いか、国も企業もNGONPOも必要としている。「新しい発想」と「地についた展開」が求められている。しかし残念ながら正解は無く、人の差が大差となって表れてくる。
 Marketingは言うまでもなく世界が供給過剰となり、需要者(市場)中心で、消費者が何を求め、何が必要かを知り、特に日本のように欲しいものの無い国は需要の創造である。
 Money「お金」であり、物や資産でなく「キャッシュフロー」である。つまり現金を持っている人が強い。


2002-12-28

M-net 2002-12-28

2003年はどんな年……「人材格差の年」

 希望としては、明るい年であって欲しいと心から念じている。
 しかし現実から想定すると、非常に厳しい年であると考えざるを得ない。工場の海外(中国)移転、それに伴うリストラ等の雇用の不安定化、学卒者の就職の厳しさ、賃上げでなく賃下げのスタート元年…。
 いずれにしても勝者(少数)と敗者(大多数)に大別されてしまう。業界内に於ける企業間格差、或いは人間に於いても出来る人と出来ない人の二極化など、大きな差が出てくる年になる。
 ではどうしたら良いか?一口で言ってしまえば、勉強をするしか方法がない。勉強と言ってもただ新聞や本を読む事だけではない。自社或いは自分自身の長所と短所を知り、強い所をより強くし、攻めと守りを同時に行い、個性や特徴ある社員や人材を育てて行く事であると思う。国際化や情報化は言うに及ばずである。

 激動する時はピンチでもあり、チャンスでもある。従来からの固定概念にとらわれずに新しい試みに挑戦したり、社員の英知を集め、思い切って若い人に権限を任せたり、可能性の無い部門や事業を思い切って切り離したり、従来では出来なかった事が思い切って出来る年でもある。

 従来産業や成熟産業ではNo.1(トップ企業)を目指し、新規事業ではユーザーのマトを絞って今までにないこんな商品が欲しかったと言う商品開発力やそれを販売するマーケッティング力にかかっている。

 いずれにしてもどう考え、どう計画を立て、どう実践するかは人にかかっている。2003年は規模の大小とか経験のあるなしではない、人材格差の年となる。激動期には多くのドラマが生まれるが、良いドラマの主人公となれる様、勉強し、チャンスを活かせる人であって欲しい。


成功は行動した者のみに与えられる最大の報酬である

 今年1年間を振り返って様々な失敗がある。思い出すだけでも恥ずかしくなる事もある。しかし何事も、思うだけだったり、考えただけでは失敗も無ければ勿論成功も無い。自分自身をなぐさめる為にも、上記の言葉を思い出す。失敗を分析し、失敗を活かし、同じ失敗を二度としない事で失敗も成功の礎となる。チャンスがあったら挑戦し、チャンスを創って挑戦したい。

 物事をやろうとした時、「勇気」と「決断」がいる。そして後は「行動」だけである。年末の今や新年は一人一人が「1年間を振り返り」「反省し」「新しい夢や計画」を立て、行動をする人であって欲しい。行動は体験となって、自分自身の考えや判断や決断の血となってくる。そして行動して結果を出す生き方は自分に自信となって返ってくる。
 1年を振り返り、何が頭の中に浮かんできますか?そして何をして来たか?その中で何が成功で何が失敗か?或いは思い、気づいたが何もしなかったか?年末は身体も頭も忙しい。


2002-12-18

M-net 2002-12-18

失敗を活かし、チョット頭を使う

 ある設備投資を計画し、Aと言う業者に見積りを依頼した。A社は変なものを作ってはいけないと考え(?)800万円の見積書を提出してきた。これではチョット高くてダメなので、別の業者B社に見積りを依頼する事になった。当社の担当者S君は前者のA社と同じ様に現場を見せ、説明しようとする。たぶん結果は同じ様に高くなってしまう。

チョット頭を使い(同じ失敗を繰り返さない為にも)機転をきかせ、「予算は500万円、工期は××日までに」と大まかな方針を示すように上司から指示があり、この事をB社に伝え、見積りをして頂くと、予算通り、工期通りにうまくいった。
 チョット頭を使う事の大事さが痛感させられる。機転をきかせ、頭を使うのが苦手な人は物事に大まかな数字(いつまでに、いくらで)を導入すると多少の違いはあっても大きなズレは生じない。


気づかない、気づいても何もしない

 先日の夜、三島本部の入り口付近で大きな事故があり、ガードレールが壊れ、車のフロントガラスが割れ、地面一杯にガラスが散らばっている。中にはこのガラスでタイヤが壊れてしまった人もいるとか?起きてしまった事故はしょうがないにしても、このガラスの破片に誰が気づき、誰が掃除して片付けるか?

① 気づかない人は論外でどうしようもない
② 気づいても掃除や片付けまで頭の回らない人は残念ながら何事も頭が回らず、それだけ
③ 気づいても自分には関係なく誰かがやるだろうと見て見ぬふりを決め込む人
④ 気づいて、会社の入口なので自らが掃除したり、誰かに頼んでやってもらう行動する人…

さて自分は①、②、③、④、どれに当てはまるか考えてみて下さい。
 物事に「気づく」事の大切さ、そして気づいた事を「行動、挑戦」する事の難しさを実感した。社会の多くの場面では、自ら気づかなければダメであり、気づく、気づかないが大差となり、その気づいた事を即実践するか否かが勝者、敗者の分かれ目となる。
 後12日で2003年となる。来る年も決してバラ色の年ではないが、良い所を見つけ、気づき、これをベースに新しいスキームを創り、前向きに挑戦していきたい。