2011-02-08

M-net 2011-02-08

職人新年会

2月6日、7日の2日間にかけて、当社の総合外装事業部で屋根外壁工事をおこなっている職人さんの新年会が開催された。埼玉から浜松まで、首都圏9営業所から150名の職人さんが、忙しい合間をぬって熱海に集まってくださり、改めて圧巻である。
この新年会には主要取引先の幹部社員の方も参加してくださり、当社の“施工力”、そして“施工品質”を高く評価していただいた。
これも日頃、会社の考え方を理解し協力してくださる職人の皆様のおかげである。今ではその数500名にものぼり、本当に多くの方々に支えられていることに心から感謝している。
これからもパートナーとして、お互いに信頼しあえる協力関係を築いていきたい。



募金箱

昨日、名古屋で中国ビジネスのセミナーをおこなった。テーマは「人づくりと中国ビジネス」である。参加者は100名以上、時間がオーバーするまで質問が続き、中国への関心の高さがあらわれている。
このセミナーを企画してくれたのはEさん。ちょうど3年前にも同様に、中国ビジネスセミナーの講師を務めさせていただいた。(M-net 2008-03-08号)
ありがたいことに、今回もまた“募金箱”を頂戴した。わたしが中国で長年続けている奨学金に…、との事である。
Eさんは過去、中国での問題解決をお手伝いした経緯もあり、当社の考えをとてもよく理解してくださっている。そのEさんが発案し、理念を共有してくださった参加者の方々がポケットマネーを投じてくださったのだ。
小さな社会貢献の輪がどんどん広がっていく…。本当にありがたいことであり、明るい未来を感じる。

2011-01-28

M-net 2011-01-28

“人づくり”2つの話題

先日、ある新聞社の記者Kさんに取材をしていただいた。
Kさんはその新聞社が始まって以来の女性支局長との事。明るく、テキパキとした方である。
ところが、取材の最中、突然Kさんが泣き出してしまった…。
瞳から大粒の涙がボロボロとこぼれ落ちている。
これには大きく2つの理由があった。
ひとつは、私は30年以上にわたり、「本の二毛作」として中国に本を送り続けている。特別なことは出来ないが、能力や意欲がありチャンスの少ない中国の学生たちの為に自分に出来ることはないかと考え、日本で読み終えた本を送り、勉強に活用して頂いて来た。
この話を聞いたKさんは、「この不況のご時世、自分の事しか見えず人の事など考えられない人ばかり。そんな中、30年も前から人の為、社会の為に活動し続けている…。こんなに素晴らしい方が三島にいたなんて…!胸がいっぱいで、涙が止まりません…。」

そしてもうひとつ。我が社の中国社員が自主的に作成した、南富士中国のカレンダーがある。
(上記の写真。1月は当社中国幹部社員である。)
毎月、違う社員の写真で構成された、オリジナルカレンダーである。この写真を見て、Kさん。
「素晴らしい写真ですね…!!皆さんとても良い“顔”をされていて、表情が非常に生き生きとしている。仕事柄、私もたくさんの“顔”に会いますが『こんなに素晴らしい写真見たことがない…。』このカレンダー、ぜひ私にも頂けませんか!?机の上に置き毎日刺激を受けたい…。」
南富士産業は“人づくり”の会社である。こうして“人”を評価していただけることは何よりも有り難く、人づくり冥利に尽きるものがある。
素晴らしいカレンダーを自主的に作ってくれた中国の社員に、改めて御礼を言いたい。それは何よりも一人一人の生き生きとした顔そのものである。
深くモノを見、“心”ある記者Kさんとの出逢いに感謝したい。

2011-01-18

M-net 2011-01-18

与えられる教育から自ら学ぶ教育

教育は花が咲くと確信し、常に教育に多くの時間を費やしてきた…。
どれだけ成果が上がったか立ち止まって振り返ってみると、少々考えさせられる事が多い。
それは常に与える教育であったように思う。与えられ続けるとそれが当たり前になってしまう。
人をダメにする一番の近道は常に答えを教える事である。いつも答えを教えていると相手は考えられなくなり、答えのある人に正解を求め、ラストはまったく考えられなくなってくる。教育も同じかもしれない。
それに反して自分から学ぶ教育(学習と言った方が正しい)は時間がかかるが、一歩一歩成長して行く。二つの例を挙げたい。

(1)D君は毎日新聞、雑誌を読み何か1つをA4の紙1枚にまとめる。まず一語ですべてを表す。次がポイントを1,2,3,4,5とまとめる。ラストに自分の意見を少々書く。これを毎日(日曜も正月も休みなし)で半年も続けると実力がついてくる。文章を書く事は、余分なものは捨てる。まとめる力、書くという行動が人を育てていく。

(2)K君は見込み客を見つける為に、手紙や電話でアポイントを取り、毎日のように外に出てこの見込み客の会社を訪問して、説明や打ち合わせを行う。たぶん、失敗や知らない事で恥をかいたりの毎日だと思う。失敗を反省し、知らない事を勉強する毎日が続く。こんな体験や実践を通して基礎が出来、応用力もついてくる。

この2人のキッカケは人との出会いによって指導を受けたり、自らが気づく事や、追い込まれてその道しかなかったりで、何かのチャンスで行動が変わっていく。行動が変われば成長や実績が伴ってくる。
実践を継続することによって人は成長して行く。

「現状」だけと「現状+先見力」

タクシーの中で前日パソコンで調べた情報を紙にまとめ、色々と話をしている。現状と過去の情報をまとめて得意先のトップに話しても何の感動もない…。
一方ある工場を見学し、幹部とミーティングした。約2時間位である。この工場の問題点と対策を出す為である。
問題点は誰でも分かる。しかし課題解決となるとなかなか簡単にはいかない。
C君が話している事を1枚の紙にその場でまとめさせた。

戦略的に  1.現状の商品(高品質、高価格)ではこんな方法がbestだ。
        2.ちょっと先を考えたらこんな新商品(中品質、低価格)を開発し、
          主力商品とする。

1.の商品では地域と期間(6ヵ月)を決めて実践し、結果を出す。2.の商品は地域やマーケットに合った商品づくりで大学と組んでいく…。
現状や今だけでは話が前に進まないし、ワクワク感もゼロである。
しかし現状と将来を見通した先見性が入ると、現在ではこうだが将来的にはこんな状況が見込まれる…と期待が持てて明るくなる。
仕事や生活に「現状」だけでなく、「現状と先見性」を加える事によって道が開けていく。


2011-01-08

M-net 2011-01-08

写真で見るMact

南富士産業の中国現地法人であるMact(万克徳)の、第7期経営方針発表会が1月7日、中国・武漢にて行われた。








2010-12-28

M-net 2010-12-28

GMC 成長レポート
11月末にスタートしたGMC15期の学生からレポートが届いた。


人の成長に影響を与えるものは、天性30%、教育20%、そして環境が50%である。学生にとっても社員にとっても成長できる環境づくりこそ、GMCの役割である。
チャンスに気づき感謝できる人間が、人として魅力的であるし、いつまでも成長できる。


苦しい時にこそ新しい芽が出る

「不況だ」「デフレだ」…うまくいかない理由を環境や社会のせいにしたくなる。
「成果が出ない」「努力しているのに良い結果が出ない」…汗を流したり、従来と同じ方法で頑張ることで自己満足してしまう。
春の新しい芽は、厳しい冬の時期に、「芽を出そう、芽を出そう」と、土の中で必死にあがき努力している。そして春の太陽の下でパッと芽を吹き出す。冬の努力がなければ、春の息吹はない。
人生でも、仕事でも、苦しい時に様々な工夫や努力をしてこそ「ツキ」や「チャンス」に恵まれる。逆境でもあきらめず、未来を信じ、死に物狂いで努力することで、新しいチャンスをつかみ、創造が生まれる。努力もせず楽な方へ逃げていては、“幸運の女神”はやってこない。
2010年一年間を振り返って、「苦しい時にこそ、新しい芽が出る」と実感している。
2011年は、輝ける年である事を期待して…。

2010-12-18

M-net 2010-12-18

産業革新機構

「産業革新機構」という組織を知っている人は少ないだろう。
日本政府が820億円、民間企業が100億円出資する、資本金920億円の政府系投資ファンドである。
大企業や中小企業、ベンチャー、大学など、産業や組織の壁を越えて21世紀の日本を創り出す、まったく新しいタイプのファンドである。国内外を問わず、新たな技術やソフトなど、革新性を有し、将来性のある事業に投資している。政府保証枠も8000億円ある。
日本は今、お金や技術を持っている。産業革新機構はこの資産を活かし、世界で新しいビジネスを展開している。目指すところは新しいビジネスモデルの確立や、技術立国、産業立国である。
ここで問題なのが、そのお金や技術を活かす「人材」であり、当社のGMCが注目されている。
グローバルな頭脳を活かし、新しい産業を起こすことが地域の安定や雇用創出につながっていく。
GMCも開校して満6年を迎え、大きな花が咲きそうである。

TVの影響

11月9日、テレビ東京の有名な番組「ガイアの夜明け」にて、当社の中国ビジネスが取り上げられた。
1ヶ月経った今、大きな反響が現れている。
ひとつは社会人や学生、経営者、その他…、会って話をしたいという人が多くなった。講演依頼も増えている。
現在、日本と中国は政治的に微妙な関係にある…。一方で経済や民間レベルでの交流はドンドン増えている。
いずれにせよ、日本と中国はパートナーとして今後も大切な関係であり続けていくと確信している。
当社で行なっている“人財育成”は、日中両国にとって新しい発展のひとつの指針となっている。それに関する新たなテレビ取材やインタビュー、新聞・雑誌の取材が舞い込み、TV放映の影響は非常に大きい。
もう一つの影響は、中国に投資している日本の大企業のトップの方々からの相談が増加していることである。
どの企業も、「現地化はどう進めたらいいのか?」「優秀な人材が集まらない」「市場を開拓したい」といったさまざまな課題を抱えている。
問題解決のために若いGMC人財に働いていただくわけだが、日本のトップは「そんな20代の若い人で大丈夫か?」と全員が質問し、疑いの目で見る。そんな時はいつも、「150年前の江戸時代から明治初期の頃の日本では、20代の若者たちが志と情熱を持って新しい日本を創った…GMCはそんな人財ですよ」と話す。すると納得し、「会ってみたい」と言う。そして実際にGMCに会うと、即座に「こんな人財を今すぐにほしい…」。
TVの影響でGMCの若者の活躍の場がもっともっと広がることを期待している。そしてお互い負けないように頑張りましょう…。

2010-12-08

M-net 2010-12-08

知恵を売る

先日、あるものを購入するために、販売店の担当者と話をした。
なるべく出費を抑えるために、もう少し値段を下げてほしい…と話した。そういう客は多いらしく、販売店側も大変苦労しているという。
そこで私は「ではあなたの問題を解決するための知恵を出すから、その代わりに値段を下げてほしい」と、違った角度から話をし、その場で資料を渡し、納得していただいた。その日の夜に、販売店の支店長が値引きした見積りを持って再びやってきた。
これを企業に置き換えてみると、今の厳しいデフレを乗り切るにはコストダウンが欠かせない。
だが、ただ下請け業者に値下げを要求するだけのコストダウンは、相手が身を削るだけでいずれ限界がくる。何とか生き残れたとしても“勝ち”残ることは難しい。
これからの時代を勝ち残るには、お金やモノといった金額で価値を表せるものだけで考えるのではなく、“知恵”や“情報”、“ノウハウ”といった目に見えないものに価値を見出し、それを活かして利益を創出することが求められる。

ゴミ回収業者を味方に

中国で進行している工場改革プロジェクトの話をひとつ。
ある日系企業より、中国の子会社がうまくいっていないという相談を受け現地の調査に入ることになった。
ところが、この現地の責任者を務める中国人総経理が私たちを警戒し、工場に一歩も入れず誰とも口を聞けない事態になってしまった。
この状態で、工場の問題点を見つけるためにプロジェクトメンバーが目をつけた点がすごい。
1.【工場から出るゴミ】…ゴミ回収業者を味方にし、ゴミを調べることでどんな材料をどれだけ使っているか把握。
2.【類似工場】…この工場と似たような業種の工場の実態調査を行い、問題の工場の運営状況を推測。その数40件、すべて無料である。
3.【以前勤めていた人】…実態を正しく掴むにはやはり生の情報が必要である。そこで“退職者”に着目し、話を聞きだしたという。ただ、社員リストといった記録がなく、探し出すために100件もの聞き込みをしたというからおどろきである。
最後にこれらの情報を組み合わせ、工場の問題点を提示し、総経理を納得させることに成功したという。
本来見るべきものが見れないという絶体絶命のピンチを“柔らかい発想”と“地道な行動”で乗り越えたプロジェクトチームに大変感動した。
大きな壁にぶつかっても、あきらめることなく、情熱を持ってやりぬく事で、かならず道は拓ける。