2012-12-28

M-net 2012-12-28

拓ける2013年
 今年も残すところあとわずかである。国内的にも、国際的にも、激動の年であった。自分の、自社の、「ブレない軸」を持っていないと環境に振り回されてしまう。基本はしっかり持ち、柔軟に対応する能力が求められている。
 特に指導者は、自国、自社、自分のことだけ考え判断するのではなく、大きなところから、多角的に、将来展望に基づいて決断を下さなければならない。世界がどんどんグローバル化する中で、従来の発展途上国は先進国化し、人々の生活はすごいスピードで変化していく…。
 ニュースやインターネットの情報に振り回されることなく、自分の目で、自分の身体で感じたモノをベースに将来を見通すことができたならば、2013年も拓ける年になると思う。「素直な心」、「柔らかい頭」、そして「行動・挑戦」こそが、変化に対応できるひとつの道だと考える。

新しい事業所OPEN
 当社の総合外装事業部は、12月25日、横浜市に「外装リフォーム営業所」を開設した。新しい事業や事業所をつくるには勇気がいる。従来の事だけをやっていると、気がついた時には時代から取り残されてしまう。所長以下3名の小さなスタートだが、大きく成長してくれることを期待している。また今は“点”だが、総合外装事業部のように“面”となれるよう応援もしたい。  【住所】神奈川県横浜市都筑区川和町1515-1 【TEL】045-507-8864 【FAX】045-931-8854

奨学金
 今年も「杉山種まき奨学金」支給の季節となり、まず中国の2つの大学に支給した。清華大学(5回目)、武漢大学(16回目)の2校である。支給額は少ないが、“思い”や“成長への期待”は大きい。

 支給だけでなく、中国武漢分公司の社員より「このお金を使ってください…」と協賛金をいただいた。うれしい限りである。共に社会貢献をおこなっている「共育」の志である。

2012-12-18

M-net 2012-12-18

“リーダー”の時代
① NPO
 先日、ある会合で、NPO(非営利団体)のリーダーをしている女性と出会った。会員から寄付を集め、カンボジアの貧しい女性を支援しているとの事。食料が十分にない、医療が整っていない…。貧しくて困っている人たちを助けるNPOは世界中にたくさんあり、活動そのものは大変素晴らしいことである。
 しかし、与えることや何かをしてあげることで、本当に貧困は解決するだろうか?与えられた人は、「もっとほしい、もっとほしい…」とさらに求めるようになる…。
 解決方法があるとすれば、「リーダー」を育てることである。リーダーがそこに産業を興せば、仕事が生まれ、人々の生活が生まれる。起こっている現象でなく、大事なのは問題の本質である。「モノ」ではなく「人」、とりわけ“マネジメント(経営)”できるリーダーが求められる時代である。

② 会議  企業改革に取り組んでいるA社の会議を見学させてもらったところ、ビックリしてしまった。
1.会議の目的が分からない、明確な目標が見えない。
2.皆、自分の思っていることだけを言い、バラバラ。
3.やるべき課題に対し、できない理由ばかり。一向に話が進まない。
4.結局その会議で何も決まらない…。

 そう、この会議には「リーダー」がいない。リーダーとは「私人」ではない。常に全体の目的を忘れず、それを達成するための強い使命感を持った「公人」である。いろいろな人がいれば、当然様々な考え方が出てくる。異なる意見をまとめ、決断し、目指すべき目標へとみんなを導いていく、それがリーダーの役割である。 リーダーは多数決でできるものではない。その人の持つ天性もあるし、環境が及ぼす影響は大きい。どんな教育を受け、どんな環境で育ってきたか?そうして人はつくられていく・・・。

③ リーダーの行動
 あるプロジェクトで問題が発生している、と相談を受けた。危機的状況に対し、メンバーの動きが悪く、みんな“待ち”の状態である・・・。そこで、早急に二人の人を応援に行かせた。
 これを見て、真っ先に変わったのはプロジェクトのリーダーである。「これではまずい」と動き出した。部下は、リーダーの言っていることは聞いていない。やっていることをよーく見ている。リーダーが本気で行動しなければ、部下はますます行動しない。報告によると、その後メンバーたちは自主的に休日返上でフル活動し、成果が出始めているとの事。何事も、行動すれば結果が出る。目標を達成できるよう、期待しています。

2012-12-08

M-net 2012-12-08

国際人。日本代表のM商社役員HさんとN情報通信会社幹部Oさん
 久しぶりに“会話のできる”国際人、Hさん、Oさんとお会いした。双方とも日本を代表する企業の幹部である。グローバル人材について、二人の考えは一致し、「“現地の人材”でなければなかなか難しい」とのこと。英語力や語学力ではなく、「情報」や「対応力」など、現地の人でないとできない事が多い。
 例えば、尖閣問題でデモが起きている最中に、北京大学で講演をしていたHさん。外ではデモが起きていたが、中国のトップ大学生は物事を冷静に受け止め、授業を続け、何の問題も起こらなかった…。
 現地の人なればこそ、正しい情報・正しい判断が可能である。また、世論にも流されない。こんなリーダーが今、求められているし、そんなリーダーを育てていかなければならない。このM社とN社に企画、提案書を出しているが、Big Businessを合作できることを期待している。

グループ分け
 新しい仕事を始めた。最初に全員(30名くらい)一緒に話をし、仕事に取りかかってもらった。しかし、なかなか仕事が進まない。そこで30人を3つのグループに分けた。
 ① ●組…デキるグループ
 ② ▲組…可もなく不可もなしのグループ
 ③ ☓組…ダメなグループ。
 ●組はそこそこに仕事が進む、▲組は条件をつけて仕事をしてもらう、☓組は期待もない。現状でいく。区別をすることは必要だと実感した。みんなが一緒では全員がダメになってしまう。
 異論はあるかもしれないが、勝ち残るためには「シンプル化」、「システム化」、「見える化」が組織活性化のためにも必要である。先の見えない時代は、「仕事も」、「人も」、「やり方も」、変えていかなければならない。

「美と健康」の会
 今度、新しい会を設立した。「人生を楽しむ“美と健康”の会」である。“モノ”があふれ豊かな現代―。これからは「モノ」の豊かさから、「美しさ」や「健康」を求める時代がやってくる。
 今、学生を見ても、社会全体を見ても、元気なのはほとんど女性である。保守的な男性に比べ、女性は変化を恐れず、新しい文化を生み出していくエネルギッシュな存在である。元気な女性を中心に100万人のメンバーを集め、美と健康に関するさまざまな企業を巻き込み、21世紀の新しい産業を産み出すネットワークを築くのが、この会の大きな夢である。美や健康、あるいはネットワークづくりに興味のあるあなた、ぜひ参加しませんか?

2012-11-28

M-net 2012-11-28

P.D.C
 何か新しいことを始める時、まず①Plan(計画、目的) ②Do(実行、挑戦) ③Check(計画と実行の差、今後の対策)が頭の中に入っていると良い。ただ実際には『P.D.C』を省き、当面の対応や目の前の現象からスタートしがちである。結果、目的に到達せずに中途半端で終わることが多い。
 今回、ある課題(レポートの作成)をAさんに依頼した。翌日に計画書が提出され、これでいいと思い、OKを出した。2~3日すると本題のレポートが私のところに届いた。読んでみると、完璧に近い。何人かの人にこのレポートを読んでいただいたところ、「背筋が寒くなるほど良い文章だ…」「起承転結ができていて申し分なし」とのこと。Aさんに、「これでOKです。ありがとう」とお礼を言った。

 翌日、『レポートを作成してみて』という報告書(感想、これからについて)がきた。
この中で、
1.気づいたこと……
 ・自分だけですべてをやろうとしない(素材の活用、アドバイスを聞く)
 ・相手目線(相手の求めるもの、読む人の立場に立つ)
2.改善点…………
 ・時間(予定通りいかないことを念頭にすぐ着手)
 ・伝わる文章にするために
①全体構成(奇をてらうことでなく全体の流れ)
②結論(本質)(ぐっと刺さるもの、依頼者の話をよく聞く)
③肉付け(具体的エピソード)
3.感想……………
・苦労は未来に活きる
・何事も表面に見えるものの裏には、いろいろな苦労があり、それを支えてくれる人がいる。どれだけそういう点に気づくことができるかが人間力である。

 指示されなくても自ら反省し、自主的にこんな文章を書けるAさんを誇りに思う。文章を書かせてみると、その人が分かる。もう一度、PDCの大切さを!

職人見習い
 今、当社では4人の職人見習いを育てている。ヨーロッパでは職人のことを『マイスター(名匠・大家・親方・師匠)』と言い、多くの人から尊敬されているし、技術にも誇りを持っている。不況の中でもリストラはなく、技術技能で生きていける職業である。当社では「南富士職人軍団」として、屋根外壁職人集団を形成している。
 今、4人の若い(23~26歳)見習職人が、実践を通して研修を受けている。彼らが一人前の職人として独立する日も近いし、楽しみでもある。不況だ、仕事がないと嘆いていないで、手に技をつけるのもこれからの新しい生き方のひとつである。当社の4つの人づくり(社員・学生・経営者・職人)のうちの1つである。頑張ってください。期待しています。

2012-11-18

M-net 2012-11-18

GMC第21期スタート
 GMC(Global Management College)の第21期が、中国・武漢でスタートした。今回は、中国トップ大学の学生だけでなく、ベトナムからの留学生や、イギリスのトップ大学へ留学している中国人学生など、多彩なメンバーが参加している。GMCを始めて8年、社会のグローバル化がますます加速する中で、GMCも時代に合わせ、国際的な組織へと日々成長している。

変化力
 GMC教育プロジェクトに、サポートとして参加している社員から報告が届いた。「今回、GMC教育の一環であるプロジェクト課題報告会に参加しました。学生たちに与えられる課題は、日系企業から様々な依頼が来たことを想定したもので、それらの解決方法などを報告してもらいます。(今回のテーマは「中国マーケットで勝つための投資方法」)
 GMCの教育は、学生たちを鍛え上げるもので、彼らにとってかなり辛いものです。しかし、それ以上にGMC教育スタッフたちは大変です。学生は課題を達成するため、睡眠も削って、動き、考え、調査し、また動いていきます。しかし、それ以上に動き考え、寝ていないのがGMC教育スタッフです。教育は本当に料理と同じで、状況に応じて最適なエッセンス(本人に悪い所や良い所を意識させる環境)を加えていかなくてはならないようで、GMC教育スタッフはつねに学生から目が離せません。GMC教育スタッフには頭が上がらないと感じました。
 また今回、GMC教育スタッフが学生を評価する会議に参加しましたが、改めてGMC教育の大切なポイントに気付かされました。私は「誰が優秀か」を話すと思っていたのですが、そういう話ではなく、「誰が一番“変化”した?」「誰が一番“成長”した?」と学生の“変化の幅”を話し合っていました。GMC卒業生たちが、社会に出た後、急激に成長する理由が理解できたような気がしました。
 教育スタッフたちは、現時点での学生の能力よりも、どれだけ変化したか?変化した幅はどれくらいかを最も重視しています。ですので、学生たちは持ち前の成長力で、卒業後どんどん成長していくのだと感じました。改めてGMC教育の奥の深さや難しさを感じました。」

企業改革
 今、ある会社の改革に取り組んでいる。最大のポイントは「意識」と「行動」の変革である。「改革」というと聞こえはいいが、実際には大変なことである。「当たり前」と思っていた考え方ややり方を変えることは、それまでの常識や自分との戦いであり、困難や苦痛が伴う。世の中が激変する今、変化できない人や組織は、時代に取り残されていく…。

2012-11-08

M-net 2012-11-08

改 革
 組織や人が衰退して行くとき、そこには共通のルールがある。
①全体が見えていない(変化に気がつかない)
②問題点は分っているが、対策をしない(見て見ぬふり、他人ごと)
③出来ない理由ばかり主張
④自分を正当化。環境や外的要因のせいにする
⑤見える化できていない(数字で表す、絵で表す)

 皆、自分では良いと思っているため、無意識に陥っている“病”には気がつきにくい。では、病が蔓延した組織や人を変えて行くために必要とされる力は何か?
①事前準備
②見えないものを見る力(本質)
③真摯な姿勢(目標達成のため言いにくいこともはっきり言う)
④豊富な知識、経験
⑤その場で答えを出す
⑥相手(TOP)の気持ちをよく分かっている(人間力)

 変革には痛みが伴う。従来の価値観や習慣を変えることは決して容易ではない。しかし、「このままではダメだ」と気が付かなければ、組織は滅び、やがては国家をも滅ぼしかねない。自分に当てはまるものはないか?順調な状況でも甘んじることなく、一人一人が自己を律して行きたい。

判断基準
 新聞、テレビ、雑誌、インターネット…。情報が錯綜する現代社会において、明確な判断基準がなければ振り回されてしまう。特にリーダーにとって、“本質”を見極める“判断力”は必要不可欠である。
 ◆情報を鵜呑みにしない
 ◆自分の目で見たもの、肌で感じたものを信じる
 ◆本質は隠れている(目に見えない)
 ◆自己中心は問題外

 情報が溢れる中、判断を下すことは非常に難しい。問題の本質は何か?本当にこれは事実か?目の前の現象や断片に惑わされることなく、冷静に、客観的に判断する力が求められている。

情・理・法
 先日、中国である調査を行った時のこと。問題社員の解雇が迫られる場面で、当社の中国社員がこんな事を口にした。
「きっと日本では、1に法、2に理、3に情で判断すると思います。しかし中国では、1に情、2に理、3に法です。情(気持ち)が傷つかないように対処をしないと、後で大変なことが起こります。」
 グローバル化とは、異なる価値観や考えを持つ人々と共に目的を達成して行くことである。だからこそ、現地の異なる文化、背景を理解した優秀な人財の存在が、ビジネスの成否を分かつ。

2012-10-28

M-net 2012-10-28

GMC
 GMCの第21期が11月上旬よりSTARTする。GMCの学生から頂いたアートが大変わかりやすい。教育前と教育後の自分を漫画で表している。

結果にこだわる一流、努力に満足する二流
 A君は言われなくても結果を数字で示し、この結果を出す事に全力を注ぐ、一流人材である。勿論事前準備、情報の活用、課題発見と解決力、コミュニケーション力や様々な問題に対する対応力…など、良い結果を出す為に万全の体制で臨む。常日頃から何事にも挑戦し、いざ本番となるとそのまま実力を発揮する。  一方、B君は努力した、勉強になった、これからの経験を活かす…など、努力に満足している。本来の目的を忘れ、努力した事のみが中心となってしまう。自分に甘い…。プロとして、A君のように結果にこだわる人を目指したい。