2024-12-27

M-net 2024-12-28


 GMC第39期Start 

12月26日に第39期のGMCが武漢でスタートした。
中国全土のトップ大学(院)及び海外留学生(修士)が多数応募している。
中国は今、大卒者が1200万人で就職できる人が50%の600万人、残りは就職待機である。
次世代のグローバルリーダーを育成する為、素質のある人を採用し、「挨拶」や「8つのルール」 「相手目線」「A4 1枚でのレポート」等基本からスタートし、実践し人材を育てていく。期待が大きい。



 年末に明るい話題② 

① A社の社長宅の新築工事

A社長、夕方になると現場に来てあれはダメ、これもダメと直接指示を出して夕方から夜中にかけて作り直しの毎日。 現場が都心にある為、早朝5時出発である。
どうしていいかわからない時、ハウスメーカーの現場監督に聞くと「俺も分からない…」「自分で考えて創造してやってくれ…」である。
こんな現場の中で、当社社員H君、明るく元気で凄く成長した。苦難を乗り越えると、人は成長すると実感。 

② コミュニケーションをどうとったらいいか分からないので教えて下さい
私は、コミュニケーションは言葉でなく「思い」と「行動」であると話した。寒い中で仕事をしている職人さんや現場監督に温かい缶コーヒーをプレゼントすれば立派なコミュニケーションだと話した。
翌朝8時30分、S君が私の部屋に入って来て、温かい紅茶を一本プレゼントしてくれた。 しかも、満面の笑顔でやって来た。「これだ」「これがコミュニケーションだ」とS君に伝えた。
2日後、小さな菓子を皆にプレゼントした。夕方、S君が部下4人を連れて私の部屋をノック。 満面の笑顔で「ありがとうございました。」御礼を言いに来てくれた。しかも仲間4人を連れて…。
これがコミュニケーションだ!S君の成長を心より喜んだ
チョットの行動が大きな成果を生む。

2024-12-18

M-net 2024-12-18


 モノを扱う、人を扱う 

① モノや工事をビジネスする時は、ハード(価格、品質、施工力)がポイントとなる。
② 人材の育成や活用時は、ソフト(信頼、魅力、可能性)がポイントとなる。

これを間違えると、成功には到達しない。
モノや工事の場合、途中でミスやトラブルが発生するが、現象から絶対逃げないでそれをスピードをもって解決すれば、ピンチがチャンスとなり、信頼を得られるし、その先の発展もある。 信頼とNo.1が両立できたらいう事なしである。
人材を扱う場合は、正解がないので相手の土俵に乗っては最初から負けてしまう。
価格の話が出てきたら人もモノと同じになってしまう。自分達の価値観をもって話を進め、こんな生き方もあると賛同して頂けたらうまくいく。
別の言い方をすれば、相手の課題(問題点)を見出せば、解決の糸口はいくらでもある。 柔らかい頭と柔軟な発想があれば、無限の可能性がある。
南富士は、屋根工事と人づくりの両輪でやっているが、年末に一度立ち止まって考えてみたい。

 感謝は思うでなく行動でしか表せない 

年末になると「一年間お世話になりました」と言って、年末の挨拶に来る人が多い…。
南富士は長いこと社員教育の影響か、人柄のせいか「南富士さんは明るく元気な人が多い」と評価も高く、会社の信用力が非常に高かった。
しかし昨今、残念な事にこの歴史が薄れてしまったような気がする…。
(昔)遠く離れた所にいても、大きな声で「こんにちは」。
(今)近くに居ても、目を合わせようとせず、逃げているように見え、勿論声は掛けない。
SNSの時代であるが、Face to Faceを大切にして、一言「こんにちは」「ありがとう」が欲しい。 会社内だけでなく、現場でも、得意先でも、職人さんとでも、笑顔でそして大きな声で声掛けをしたい。
後姿(背中)に声をかけられると、「心に残る」。 汗を流すだけの作業員は社員ではない。社員は心を込めて、 「仕事を頂きありがとう」「施工してくれて、ありがとう」「仕事に協力してくれて、ありがとう」 そして仲間の上司や部下にも一声掛けると心が和み、雰囲気が良くなる。
「ハード」の価格や品質の差別化も必要であるが、「ソフト」の信頼、魅力、可能性の充実こそが我々の財産である。
その1つが「感謝」や「挨拶」であり、誰も教えてくれないが、大切にし、守り続け、大きな花を咲かせたい。
忘れていたら思い出し、身についていないなら今から身につけて、魅力ある人となって欲しい。人生の基本は感謝であり、ここがスタートである。

2024-12-06

M-net 2024-12-08


 中国6題 

12/1~12/4まで中国を訪問し、中国の魅力的トップリーダーの方々とお会いし、中国(人)の魅力と活力、無限の可能性を感じた。
中国は課題はあるが「知的戦略ビジネスの場」の創出が大である。
当社の人づくり50年の歴史は、中国のリーダーに無条件で信頼される。

1.駐中国金杉大使と面談(北京)
12月4日に北京の日本大使館公邸で約一時間面談。
中国50年、書籍、奨学金、GMC、大学ネットワーク、ルーフマイスター…などを懇談。 これだけの事を草の根でやっている事、知らなかった、素晴らしいの連発。












2.中国人民友好協会。袁副会長(北京)
中国外交のトップ、30分の予定が1時間30分。
政治、経済、文化、日中、米中、中国の課題、問題点など…。
トランプが問題ではなく、世界のLeaderは皆自国中心。
国際化に言葉はできなくてもOK。固定概念なく自由な発想が出来る。














3.民間シンクタンク。PANGOAL 易理事長(北京)
日本(人)大好き。国、民間、理事企業の仕事を1/3ずつ。
地方政府不良債権(土地、建物、道路、新幹線)山積。
その上に海外投資が引き揚げ…。力を貸してください…。













4.異文化経営講演会(深圳)
GMC第3期生寥君計画。人づくりと企業経営で1時間講演。
上場企業のTOPも多く、質問も鋭い。ソーラー、EVから漢方のビジネスまで投資や協力依頼。 大盛況であった。 深圳市人口1800万人、科学技術の都市。











5.人間工学。MINICUTE 朱董事長(深圳)
43歳で人間工学を活用し、「健康的な椅子や商品開発」。
椅子を50脚制作し、中国では売らずフランスだけで販売。試してみたが完璧で、即一台私に分けて下さい…。OK。人間工学で健康促進。中国の人間工学ではTOP企業。







6. 米中グリーン協会。張総経理(北京)
米中が政治、経済で非常に厳しい中、張さんは米中でグリーン(医療、介護)で孤軍奮闘。「厳しいが道はある」と元気で笑顔。さすが戦略家。中国人は凄い。



2024-11-28

M-net 2024-11-28


 表と裏 

先日、「熊本に於けるシリコンアイランド」のセミナーに参加した。
熊本県菊陽町に台湾の半導体世界NO.1企業の台湾積体電路製造(TSMC)が東京ドーム1個分(45,000㎡)の巨大工場を設立し、年末に向けて出荷が始まる。
熊本だけでなく、九州全体が半導体ブームで湧き上がっている。
 IT、スマホ、SNSとすべてが半導体によって動いている。
TSMC熊本工場
表から見るとすごい活況であるが、一方裏側を見ると人材不足、人手不足であらゆる産業に影響しているとの事。 全九州の大学を含めて人材育成を始めたが、間に合わない。人の奪い合いは九州だけでなく、中西国、関西まで及んでいるという。
小さな飲食店のアルバイトでも、一人も集まらないと話していた…。
物事を表からだけ見るのではなく、裏面から見ると全体やプラス、マイナス面など様々な見方が出来る。
世界も、日本も激動している。産業や仕事もそして人も。

 汗に誇りを 

能登の自信や大雨で復興が全く進んでいないと、友人から聞いた。
政府は被災地に予備費を活用して復興資金を出すと言っている。どんなにお金を出しても、実際に汗を流して作業する人がいないと、何も始まらない。
解体家屋から瓦を取り除いたり、水道や下水を整える人がいなければ、政治家や役人が何を言ってもダメである。
高齢化社会やホワイトカラー化が進み、現場で汗を流す人が減っている。
我々の住宅、屋根外壁業界でも、どんなに素晴らしいプランやデザインがあっても、実際にそれを施工する人がいないと「絵に描いた餅」で終わってしまう。
IT、スマホの世界でも、表面的な現象や情報は瞬時に入ってくる。
情報を得る事が目的ではなく、それをどう活用するかで、情報の価値が決まって来る。
どう考え、どう活用するかは人である。
能登の事例のように、リアルなアナログの社会でもお金でなく人である。
人がいなければ、何も出来ない。
人や職人を育て、日本やアジアでNO.1の施工会社を目指し、施工し汗を流す事に「自信と誇り」を持っていきたい。

2024-11-18

M-net 2024-11-18


 人口減少する日本の活路-縮んで勝つ 

先日、上記テーマで講演会があった。
講師は河合雅司(人口減少対策総合研究所理事長)さんであった。
急激に人口減少する日本に、唖然とした。地方は特にひどく、小中学校の統廃合は言うに及ばず、高校、大学も同じであり、若者不足は深刻である。
一例で高知県の県立高校の1クラスは14名との事。私はびっくりして聞き直した。
アジア各国の平均年齢をみてみるとよくわかる。「インドネシア29歳」「中国39歳」「日本49歳」
ではどうしたらいいか、正解は無いが私なりに考えてみた。
1. ダントツの屋根工事(信頼される施工力)
2. 稼ぐ力(1人当たりの労働生産性を上げる)
3. 少数精鋭(売上→利益)(1棟1棟を着実に)
4. 海外事業(無形資産を活用したInnovationで新しいビジネスを)

全ては人であり、人づくり経営【人的資本経営】につきる。
人が気づき、学び、成長する事が全てである。
SNSで皆同じ答えを得る事ではなく、もっとリアル(現実的)にモノを見、考、行動し、失敗したらそこで学び、一歩一歩成長していく事で、人口減少や需要減にも対応できると確信している。
全体は減少でも、世界に通用する強みを持つことで、我々は微速でも成長、発展を目指している。

 遊び心 

目的をもって、目的地に行き、目的の仕事をして帰る。
これが一般的である。
行く途中や、帰る途中や、あるいは目的地でチョット気になる事に気づく事がある。気づかないままで終わる事が多いが、人によってはチョット気になるがそのまま通過してしまう。時間に余裕があったら、チョット寄り道をして、寄ってみると話題も、巾も拡がり、場合によってはチャンスもある。
うまく言えないが「遊び心」である。ほんの5分か10分である。
ビジネスだけだとギスギスしてしまい、心に余裕がなくなってしまう。
南富士は「ビジネス」と「人づくり」の両輪であるが、人に関わる仕事をしている人は「遊び心」があると、多様な思考やアイディア、ヒント、出会いが生まれてくる。

三島の本社の近くの農家で、秋になると「梨」や「柿」の旗が道路に立っている。
◎目に入らず通過してしまう人
◎目には入るがそのまま通過してしまう人
◎目に入ったらチョット遊び心で寄り道をしてみる。場合によっては買って食べてみる人
心に余裕や遊び心を持っていると、食欲の秋を満喫できるし、新しいポケットが1つ増え、話題も増え、人間的魅力も増す。身近に色々なチャンスやヒントがある事に気づけば、新しい道も拓ける。

2024-11-08

M-net 2024-11-08


 厳しい中にも、活路あり 

中国も不動産不況や地方政府の財政問題など、非常に厳しい現況であるが、南富士の長年のネットワークや人脈、やり方などで活路がある一例である。
中国、東北地方吉林省の省都長春市の長春市政府の規律委員会の事務所で、10,000㎡の外壁材料がK社の光セラに決定し、受注できた。
材料は今月から輸入し、来年4月頃完成の予定である。
窓口となっている上海事務所のR君の日夜を通しての営業活動に心から感謝したい。
社会情況は厳しくても、ネットワークややり方によって活路のある事を示している。
厳しいからダメでなく日頃からの人脈やネットワークそして担当者の努力によって大きな花が咲く事を証明している明るいニュースである。
上手くいかない事を社会や環境のせいにしないで、創意工夫やネットワークで新しい活路を見出して、活力ある南富士を創っていきたい。
改めて、R君お疲れ様でした。

 本当に欲しいものは、感謝をして初めて手に入る 

欲しいものはいっぱいある。信頼、お金、チャンス、健康、仕事…
・信頼…人から信頼を得る為には、約束を守る、明るい挨拶、そして人に感謝する
・お金…頭を使う、身体を使って汗を流す、そして仕事を与えてくれた人に感謝する
・チャンス…チャンスは平等だが、チャンスをつかめないとダメである。チャンスを与えてくれた人に感謝
・健康…日頃から食べるものに気を付け、適度な運動をして、朝起きて夜寝る事に感謝
・仕事…仕事がある事にまず感謝。毎日が日曜日(休日)では大変、キツイ。

欲しい、欲しいだけでは欲しいものが逃げていってしまう。Takeの前にGiveである。 Give、Give、Give、感謝そしてTakeを実行すると、大きいもの、期待以上のものが手に入ると確信している。 感謝や謙虚さ(つまり人間力)があると、大きな成果が得られる。
出会った人をファン化できると、大きなヒューマンネットワークが出来上がる。
目先(現象)だけに振り回されないで、本質を見て、大切なものを手に入れたい。

2024-10-28

M-net 2024-10-28


 経済管理人材育成基地(中国、西安交通大学) 

中国の西安交通大学 金禾経済学中心と日中人材育成協会の共同で大学内に人材育成基地が2024年10月21日に開設され、オープン式が行われた。
西安は中国の古い都で、シルクロードの東の起点であり、日本の京都に似ている。
兵馬俑でも有名であり、人口1300万人の大都市である。
西安には63大学と103万人の学生がいる学園都市であり、そこのNo.1大学が西安交通大学である。この大学を中心とし、多くの大学を巻き込み、マネジメントや介護の人材育成を行う。
新しい取り組みである。

 

 全職方会(安全大会)開催 

10月16日から10月23日の間に、神奈川、静岡、東京、埼玉、千葉の全エリアに於いて、安全第一の職方会を開催し、総勢317名の参加を頂いた。

議題として、
① 南富士安全6則
② 安全パトロール、クリーンアップ活動
③ 月1回の職方会継続開催
④ H社の問題発表と対策
⑤ 現場が顔。職人と共に南富士を変える

そして、代表的な職人から
・社員の行動に対しての指摘、意見
 人間関係が希薄になっている。
 ホウ・レン・ソウを徹底して欲しい。
・フルハーネス安全帯についての意見
・意見が出しやすい少数職方会の開催…など

南富士は職人あっての組織であり、職人を育成し職人が働きやすく、安全な現場づくり、管理を徹底しなければ勝ち残れない。
その為には社員一人一人の人間力とプロ意識が強く求められる。
ピンチをチャンスとして活かしていきたい。



 

2024-10-18

M-net 2024-10-18


 全社員緊急安全大会(横浜本部) 



建築工事現場で大きなトラブルが2件発生した。
チョットした心の緩みや、従来の価値観での現場施工をしている事が問題である。
全社員で緊急に安全大会を10月12日に開催し、施工現場(安全6則)を社員と職方全員で実行する。 全職方もブロック別に集め、安全大会を実施し周知徹底をはかり、毎月職方会を開き安全・安心を習慣化していく。
安全パトロール」「安全6則」「現場クリーンアップ運動」そして毎月開催の「職方会」の4点セットで。

 リフォーム狛江OPEN 

従来の狛江営業所をChangeし、新しくリフォーム事業 狛江営業所として再スタートを行った。 東京都内のリフォーム事業は需要も多く、リフォーム東京と連携し、I所長の東京と狛江営業所の兼任である。
新築部門が伸び悩む中、リフォーム事業に対して大きく期待している。
リフォーム、リノベーション、リサイクル・・・と、“リの時代”かもしれない。

 インドネシアで介護実習生の研修Start 

インドネシアのスマランでスマラン保健省大学との提携により、介護実習(18名)の研修が始まった。 まず日本語の勉強からで期待も大きく、10/16より始まり、介護&AIの人づくりの第一歩である。



2024-10-08

M-net 2024-10-08


 創業80周年大会 

1944年に創業した南富士の前身、杉山製材から80年が経ちました。
「夢」がないという事で夢のある会社を目指し、挑戦の連続でした。 日本の社員130名で、10月5日横浜でイベントを開催いたしました。 「人づくり」と「ビジネス」の両輪で特徴ある会社づくりを目指し、今日に至りました。


㈶日中人材育成協会の会長 福田康夫(元内閣総理大臣)先生は、急遽所用の為出席して頂けませんでしたが、理事で元中国大使の宮本雄二さんが代理出席して頂き、「杉山さんの50年にわたる海外での人づくりは実に素晴らしい。善意だけでは継続が出来ない。財政基盤がしっかりしていればこそである」「日本だけ見ていてはダメである。海外に目を向けて挑戦して下さい…。」福田総理に代わって高い評価と激励を頂いた。


人口が増え、社会が順調な上り坂では努力だけで業績が伸び、未来を描けた。
しかし人口減、社会が減速、つまり下り坂を歩く時は、不要な荷物(成功体験)(今までの常識)を捨てると、身軽になって前に進む。
80周年をベースにして、一人一人が力をつけ、力を結集し、人の力がそのまま会社の力となる。そんな南富士の第二ステージのスタートであった。

2024-09-27

M-net 2024-09-28


 現場は宝、現場にチャンス、現場を活かす 

①南富士の安全パトロール
工場でも建築現場でも、現場を見ればすべてが分かる。
事務所の中や倉庫の中、車の中でも社員の人柄や会社のレベルが分かる。
ましてや、建築現場に於いての職方(職人さん)の整理、整頓や安全意識は一目で分かる。
【安全は自分で守る】が原則であるが、当社も自前の安全パトロールの実施を始めた。3~4人がチームとなって、一か月に数回、現場の安全や施工、職場環境を自分たちの目で見、肌で直接感じ、職人さんの指導も行い、安全・安心の現場づくりを目指す。元請の安全パトロールは今まであったが、施工会社が直接パトロールするのは初めてである。
施工力だけなく、安全でも日本一を目指し、働きやすい現場づくりに力を入れていく。


②現場クリーンアップ運動
社員からの提案で、【現場クリーンアップ運動】を全社でスタートした。
ⓐ『来た時よりも、きれいな現場』
ⓑ『お客様の為に、出来る事を実践しよう』
この2つのスローガンの元、現場に行く全社員がどの現場に行ってもゴミ拾いや出来る整理整頓を行い、きれいな現場づくりに挑戦し始めた。
頭の中で考える事や心の中で思う事は、本人は分かっていても他人には見えないし、分からない。どんな小さな行動でも、実践は誰にでも分かる。
お客様(施主、工務店)も現場も大切にして、掃除やゴミ拾い、整理整頓を自主的に行う事で信頼も生まれてくる…。小さな事でも自主的に行い、継続できれば南富士の新しい文化ともなる。
現場だけに限らず、事務所や倉庫の中も常にクリーンアップでいたい。
今回の提案は素晴らしい「Innovation」(新しいアイディア)であり、実践で花が咲く。



 

2024-09-18

M-net 2024-09-18


 職方より、20社の取引先(見込)紹介 

F社の建築現場に於いて、職人さんがヘルメットとフルハーネス(安全帯)の未着用によって工事がストップしてしまい、全社、職人さんに対して大きな迷惑と被害を与えてしまった。
一人の老職人さんの自分勝手な行動が、一人だけでは済まない大きな影響を受けている。
そんな中、取引25年の歴史を持つ「Iシーリング」様から、
南富士さんも苦労し、大変でしょう。私の今まで仕事をもらっている住宅メーカー20社(アパート系7社、一般住宅系13社)を紹介します、と言ってメールが届いた。
「大感謝」「感動」で、本当に嬉しかった。
南富士も80年の歴史を持つが、こうして継続できたのは社員、職人さん達の表と裏での協力、支援のお陰と心から感謝しています。
Iさんは今から25年前、Nさんという職人さんから外壁の工事を習い、当社の外壁工事を行い、今はシーリングの工事と手広く請け負っている。
職方さんから仕事の紹介をして頂く、それも20社である。
日頃は色々あると思いますが、ピンチに助けて頂く事で、当社の今までやって来た事が大きくは間違っていなかったと、実感した。
改めて得意先、社員、職方さん達の「Human Network」を感じ、「人こそ財産」であると思います。
Iさん、ありがとうございます。これからも共に成長していきましょう。

 挑戦の先に未来がある 

本を出版しての反響の一部。
(Aさん)杉山さんの哲学が語られた内容は、読み進める度に「気づき」や「納得」「感心」の連続で、あっという間に読み上げてしまいました…。
(Bさん)日本人として欧米一辺倒ではなく、中国やアジアの人々から学びや気づきが多い事、広角的に視野を持つことの重要性を再認識し、人こそが最高の財産である事に気づかされました…。
人生には、大きく自分を変える出会い(チャンス)が3つある。
1.人との出会い(特に師。両親、先生、上司の3つの中で1つでも良い出会いがあると人生が変わる)
2.体験(経験によって人は学び、成長する。チャンスのある人生は素晴らしい)
3.本との出会い(良い本との出会いは人生を変えていく)
様々な出会いや体験は、成功もあり失敗もあるがそこから学べばいい。 本を書く事は、自分を全て見せる事であり、恥をかく事でもある。
社会や取引先の皆様に、この本が少しでもお役に立てれば幸いである。
いくつになっても新しい事に挑戦であり、その先に未来(花も実も)がある

M-net 2024-09-08


 新刊本【80歳にして、挑む~人こそ最高の財産~】 

80歳をビジネスの区切りと考えていたところ、中国から一通のメールで新しい挑戦がStartし、その1つとしてこの本を書かせて頂いた。
財団法人 日中人材育成協会の会長の福田康夫元内閣総理大臣のご配慮で、表紙の帯まで書いて頂きこの本の重みが一段と増しています。
中国で人づくりを無料で始めて、今年で50年となり、節目の年でもあります。
9月4日から全国の書店やAmazonでの販売が始まっています。
本は読むだけでなく、本を活用し新規開拓や、取引先の社員教育に活用して頂く、又は人材採用に活用など様々な活用があると思います。
また、この本を活用して新規事業に挑戦も考えています。
たかが本、されど本、です。

 差別はNG。区別こそ真の平等であり、勝者となる。 

①差別は男性と女性の違いなど本質的な違いで努力以前のもの。
区別は努力によって優劣がつくもので、出来る人と少し出来る人、出来ない人などの差が出る。
差別は絶対ダメであるが、これからは区別して差をつける事が、真の平等であると思う。
努力だけでは評価できないが、結果を5出す人と、結果を3出す人、結果0の人は区別して評価をしなければならない。
勿論、公平にフェアが大前提でもある。


②話をして理解し、納得するが、行動して結果を出せない人は、分からないのと同じである。 挑戦には成功と失敗があるが、成功がBestである。
そして挑戦して失敗してもそこから何かを学べれば、それは次に活きてくる。
やった人とやらない人、成果を出す人、成果の出せない人は区別しなければならない。
台風10号ではないが、進路が見えない。過去の経験や知識も役立たない。
混迷台風にどう対応するか?社会も同じであり混沌としていて、どちらに行ったらいいのか難しい。 仮説を立てて、方向を決め、全力投入するしか道はない。
基本戦略(夢)をもち、変化の激しい現実に柔軟に対応し、結果を出し、勝者の道を目指している。 従来の価値観と区別(捨てる)する事が、その第一歩(Start)である。
そして、全力投入する事で【Something Grade】(見えない力)も湧き出てくる。
奇跡も起こり、ラッキーな人生となる。

M-net 2024-08-28


 南富士の戦略的長所 

南富士を説明するのは非常に難しい。
主力事業の屋根工事での魅力ある会社紹介の事例として、

① 社会貢献事業を行っている。具体的にはニート、引きこもりの若者を 社会復帰事業として無料でRoof Meister Schoolを8年前から行っている。
育てた若者は全員屋根工事部門で南富士で技術・技能社員として働いてもらう。
屋根工事の職人不足と職人の高齢化では厳しく、3~5年で職人ゼロである。
当社と取引して頂ければ、安心してお任せいただける。
この若者たちに、貴社の屋根工事のチャンスを与えてください…

② どの会社も現代の若者をどう指導、教育したらいいか悩んでいる。
当社の会長が書いた本を活用してみてください。
元内閣総理大臣の福田康夫先生にも推薦していただいている。
お役に立てるようでしたら、長い取引を!

③ 人口減は、1943年の出生人口230万人に対し、2023年は70万人で70%減であり、 人手不足や市場縮小は日に日に厳しくなる。日本だけ見るのではなく、 中国、アジアを市場として、又人材確保両面で活用しなければならない。
当社は50年前より、中国、ベトナム、インドネシアに進出し拠点も多数あり、 ビジネスも展開している。何かの折にご活用いただけるかもしれません。

「人の行く裏に道あり、花の道」で一般の会社とは少し違っている。
多様化の時代は、異能が求められている。もしかしたら南富士は魅力ある会社かも知れません。 頭を下げる事より、情報や知恵で勝負できると思います。
自信を持って挑戦を!

 「リフォーム相模」OPEN(8月26日) 

新築よりリフォームが活況を呈している。リフォーム部門5番目の拠点である。
今般、神奈川2店舗目の「リフォーム相模」(相模原市)を8月26日にオープンさせた。BtoB、BtoCを併せて営業する。
厳しい経済環境下だが、新しい道に挑戦して欲しい。期待は非常に大きい。

M-net 2024-08-18


 気づく力 

チョットした変化に気づくにはどうしたらいいか?
今まで順調だったモノが、逆風となり、変化が少し表れた時、
1. 一過性だと思い、あまり気にせずそのままにしておく。
2. あれ、何かおかしいと思い、変化の本質や根元に何かあるかも知れないと考える。
3. 日頃から見えないモノを見る力を養い、少しの変化にも多角的思考を働かせる。
気づくか気づかないかは、小差でなく大差となる。

ⓐ マジメではダメ。狭い視野でもダメ。知識・経験が少なくてもダメ。日頃から課題を1~3位に持って何を見ても、何を感じても関係あるかないか考える癖がないとダメ。
ⓑ 気づく為には観(よく見る)感(よく感じる)勘(頭を働かせる)の三カンが必要。
ⓒ 見えるモノは現象であり、全体の一部でしかない。見えない本質や幹を見なければならない。もっと言うと幹の下にある根や根本は何かを推測するトレーニングが出来ていないと、全ての情報や   現象が通過してしまう。

昔、「よく気がつく人は、よくデキる人」という本を書いたが、時代が変わっても本質は変わらないと思う。
人が気づくのであって、ITでは今、残念ながら気づけない。気づく事はチャンスでもあるし、様々な可能性も生まれてくる。一人でも多く気づける人を育てたい。

 Innovation 

気づいた事をどう具体的に展開するか?考える力である。
今までの延長戦ではダメであり、あまり発展性が望めない。
どうしたらいいか悩む!
ここで一番大切な事は「戦略」である。基本的にどうしたいのか。「夢」かも知れない。
この戦略がないと「御用聞き」となってしまう。明確な目標があれば進む方向が見えて来る。
具体的には「54321」でも良い。難しく考えないで「Simple」でいい。
現場に多くのヒントがあるが、 それに気づけば1つの答えがある。
大切なモノを忘れている場合もある。(ビジネスの場合、守りでなく攻) 優先順位をつけて「〇〇〇」に的を絞り、一点突破である。
分かり易く絵や文字で全員で共有すれば、大きな力となる。

 実践 

目標が決まればあとは「やる」「やり抜く」だけである。
諦めないでやり抜いた人が「勝者」となる。
1回や2回の挑戦でなく、目標達成まで。
この実践(挑戦)を通して、新しい何かが生まれて来るし、人間的魅力も増す。「実践で人は育つ」と確信。

M-net 2024-08-08


 大企業病 

企業も大きくなると、活力を失い、少しずつ腐ってくる。
私の知っているA社も完全な大企業病であり、悪戦苦闘している。
「大企業病」とは「組織が大きくなり、安定している事で、現状維持を優先するようになり、新しい事にチャレンジしないし、スピードも遅く、活力もなくなり、ジリ貧となる」
原因として、「企業の業績が安定し、社員に現状維持で良いという社風が生まれると…」 病気の始まりである。企業は生きているので、日々新陳代謝や変化がないと腐ってしまう。
水もいつも流れ変化していると活きているが、留まっていると腐ってしまう。
1)現状をよしとする
2)攻めがなく守り一辺倒。仕事が来たものを処理するだけ。
3)新しい挑戦を全くしない。昨年、昨日と同じ事を繰り返し満足している。
4)誰かがやってくれる。自分位は今のままでOK。
5)組織が大きいから大丈夫
6)社会の変化、顧客ニーズの変化に鈍感で市場とズレていく。
7)自分の部門(セクショナリズム)の事しか考えない。 等々…

我が社の屋根外装工事部門も、50年の歴史があり、TOP企業であるが、大企業病に汚染されていないか、A社を見て、多少不安である。
「茹でガエル」ではないが、「このままいったらどうなるか?」
カギはあなたの意見ではなく、一人一人の意識ある「行動」である。

 マジメに一所懸命だけではダメ…時にはワクワク、ドキドキを 

真面目とは
・枠を決めてそこから出ない…失敗はないがジリ貧
・一点しか見えていない…視野が狭く魅力に欠けている
・陽気さが完全に不足…遊び、楽しみ、刺激がなく決まったルールのみ
・演歌からNewMusicに変化しているのに…それに気づかない
・守り、従来の延長線上のみ…時代からズレていく。必要とされなくなる。

社会の激変や、多様化社会が来ているのに気づかず、従来の価値観や自分だけの論理では行き詰ってしまう。「遊び心」が必要である。多角的視点や、従来の延長線上ではない別の視点が求められている。
遊び心とは ・楽しみを持つ、与える行為
・決まったルールより、冒険的な挑戦(おや、まさかなど)
・やらなくてもいい事をあえてやってみると何かに気づく、生まれてくる


遊び心を持つ為には「今までNoだった事をやってみる」 「白か黒でなく赤でいく」「常に全体を見て、三歩先を考えて決断、実践」 …30年前に書いた本に「人間仕事で遊べたら最高だ」があった事を思い出した。非マジメに!

M-net 2024-07-28


 Roof Meisterは南富士の財産 

2016年にStartしたRoof Meisterは、実に8年の実績を積み毎月100棟位の屋根工事を施工している。
建築の現場に若者が入って来ない昨今、活力があって、技術を持ったエネルギッシュな若人が私たちの屋根工事の現場で働いている。 当社の財産である。
若者の教育も先輩のRoof Meisterが、最初のStartから一人前になるまで全て教育している。見事であり、誇りである。
今は東京杉並、横浜、埼玉、埼玉西、江戸川、湘南、千葉、相模原そして三島の首都圏全域で活動している。 衣食住の生活基本3業種の中の住(とりわけ人間の生命と財産を守る)は、人の力で成り立っている。デジタル化が進んでも必要不可欠な産業であり、人の力で成り立っている。
酷暑の中でも厳冬の中でも雨の中でも頑張っている。 ルーフマイスターの皆さんに心から感謝と支援の念を表したい。21世紀は「職人の時代」である。
そしてこれからも夢のあるRoof Meister50名を目指し、共に成長していきたい。

 

2024-07-18

M-net 2024-07-18


 (介護)×(AI)×(人づくり)事業 

南富士の中国、アジア50年の人づくりと中国介護AIの最先端企業が協業し、新しい介護システムProject事業がStartする。
21世紀最大のビジネスは、高齢化社会到来の介護事業である。
新聞記事のように、介護人材不足は日本でも非常に深刻で、解決策が見出せない。
介護に新しいAI(人工知能)を導入し、若者を取り込み、新しい介護スタイルを開発すべく中国、インドネシアで今、人材を育成している。
日本だけでなく、人口10倍の中国では、老人問題は深刻で、大きな社会課題となっている。
日本では保険や20年の介護ノウハウがあるので、【AI】と【ノウハウ】そして【人】の三者一体化を計り、新しい介護事業が始まる。
日本そして中国での事業展開は、課題もあるが、ラストは人であるので人材力で活路を開拓していきたい。
介護ロボットで検知、見守り
収集データを介護現場でデジタル化




 (報告)(連絡)(相談)は、人間の血液である 

社会が多様化し、情報が溢れる社会では【報・連・相】がキーポイントとなる。
人間の身体で言うなら、血液と同じである。血液とは全身の細胞に栄養分や酸素を運搬し、老廃物を運び出す役割を担っている。
自分目線や自分中心の価値観で、報連相を怠ってしまうと、組織が死んでしまう。
悪意がなくても血液が無ければ、生きる事が出来ない。
理念と価値観を共有し、実践ではスピーディーにそして臨機応変に対応し、結果を出せる人であってほしい。
そして、情況によって自分目線ではなく相手目線の報連相が必要不可欠である。