2024-09-18

M-net 2024-08-08


 大企業病 

企業も大きくなると、活力を失い、少しずつ腐ってくる。
私の知っているA社も完全な大企業病であり、悪戦苦闘している。
「大企業病」とは「組織が大きくなり、安定している事で、現状維持を優先するようになり、新しい事にチャレンジしないし、スピードも遅く、活力もなくなり、ジリ貧となる」
原因として、「企業の業績が安定し、社員に現状維持で良いという社風が生まれると…」 病気の始まりである。企業は生きているので、日々新陳代謝や変化がないと腐ってしまう。
水もいつも流れ変化していると活きているが、留まっていると腐ってしまう。
1)現状をよしとする
2)攻めがなく守り一辺倒。仕事が来たものを処理するだけ。
3)新しい挑戦を全くしない。昨年、昨日と同じ事を繰り返し満足している。
4)誰かがやってくれる。自分位は今のままでOK。
5)組織が大きいから大丈夫
6)社会の変化、顧客ニーズの変化に鈍感で市場とズレていく。
7)自分の部門(セクショナリズム)の事しか考えない。 等々…

我が社の屋根外装工事部門も、50年の歴史があり、TOP企業であるが、大企業病に汚染されていないか、A社を見て、多少不安である。
「茹でガエル」ではないが、「このままいったらどうなるか?」
カギはあなたの意見ではなく、一人一人の意識ある「行動」である。

 マジメに一所懸命だけではダメ…時にはワクワク、ドキドキを 

真面目とは
・枠を決めてそこから出ない…失敗はないがジリ貧
・一点しか見えていない…視野が狭く魅力に欠けている
・陽気さが完全に不足…遊び、楽しみ、刺激がなく決まったルールのみ
・演歌からNewMusicに変化しているのに…それに気づかない
・守り、従来の延長線上のみ…時代からズレていく。必要とされなくなる。

社会の激変や、多様化社会が来ているのに気づかず、従来の価値観や自分だけの論理では行き詰ってしまう。「遊び心」が必要である。多角的視点や、従来の延長線上ではない別の視点が求められている。
遊び心とは ・楽しみを持つ、与える行為
・決まったルールより、冒険的な挑戦(おや、まさかなど)
・やらなくてもいい事をあえてやってみると何かに気づく、生まれてくる


遊び心を持つ為には「今までNoだった事をやってみる」 「白か黒でなく赤でいく」「常に全体を見て、三歩先を考えて決断、実践」 …30年前に書いた本に「人間仕事で遊べたら最高だ」があった事を思い出した。非マジメに!