2024-09-18

M-net 2024-08-18


 気づく力 

チョットした変化に気づくにはどうしたらいいか?
今まで順調だったモノが、逆風となり、変化が少し表れた時、
1. 一過性だと思い、あまり気にせずそのままにしておく。
2. あれ、何かおかしいと思い、変化の本質や根元に何かあるかも知れないと考える。
3. 日頃から見えないモノを見る力を養い、少しの変化にも多角的思考を働かせる。
気づくか気づかないかは、小差でなく大差となる。

ⓐ マジメではダメ。狭い視野でもダメ。知識・経験が少なくてもダメ。日頃から課題を1~3位に持って何を見ても、何を感じても関係あるかないか考える癖がないとダメ。
ⓑ 気づく為には観(よく見る)感(よく感じる)勘(頭を働かせる)の三カンが必要。
ⓒ 見えるモノは現象であり、全体の一部でしかない。見えない本質や幹を見なければならない。もっと言うと幹の下にある根や根本は何かを推測するトレーニングが出来ていないと、全ての情報や   現象が通過してしまう。

昔、「よく気がつく人は、よくデキる人」という本を書いたが、時代が変わっても本質は変わらないと思う。
人が気づくのであって、ITでは今、残念ながら気づけない。気づく事はチャンスでもあるし、様々な可能性も生まれてくる。一人でも多く気づける人を育てたい。

 Innovation 

気づいた事をどう具体的に展開するか?考える力である。
今までの延長戦ではダメであり、あまり発展性が望めない。
どうしたらいいか悩む!
ここで一番大切な事は「戦略」である。基本的にどうしたいのか。「夢」かも知れない。
この戦略がないと「御用聞き」となってしまう。明確な目標があれば進む方向が見えて来る。
具体的には「54321」でも良い。難しく考えないで「Simple」でいい。
現場に多くのヒントがあるが、 それに気づけば1つの答えがある。
大切なモノを忘れている場合もある。(ビジネスの場合、守りでなく攻) 優先順位をつけて「〇〇〇」に的を絞り、一点突破である。
分かり易く絵や文字で全員で共有すれば、大きな力となる。

 実践 

目標が決まればあとは「やる」「やり抜く」だけである。
諦めないでやり抜いた人が「勝者」となる。
1回や2回の挑戦でなく、目標達成まで。
この実践(挑戦)を通して、新しい何かが生まれて来るし、人間的魅力も増す。「実践で人は育つ」と確信。