2006-10-08

M-net 2006-10-08

心よりの感謝

(1) 事前の準備、事後の対応
1つの事を成し遂げる為には事前の準備が必要である。
 あらゆる事を想定し、相手へのプレゼンテーションなど可能な限りの準備に多くの時間とエネルギーを投入しなければ、物事が順調に進む事は難しい。
 1つの新聞、雑誌記事が出る為には打ち合わせ、資料作り、資料の裏付けデータなど目に見えない努力が要る。1つの記事に、記事の10倍位の資料作りである。しかも古い資料やデータでなく、常に新しい新鮮な資料が相手の心を動かしていく。いつも同じ話、同じ資料では二度と会ってくれない。

 記事に例をとるなら、記事が載ってからも又様々な対応が求められる。
 まず心からのお礼の言葉やメールである。それも即対応しなければならない。
 そしてこの素材(記事)をどう活用するかである。事前にある程度は準備はしていても、記事の内容や日時によっても違ってくる。いずれにしても的確にして素早い対応が求められる。

 10月5日(木)に日本経済新聞の静岡版に「アジアの頭脳活用に格差」と言う記事で当社のことが紹介された。素晴らしい文章の書き方で感服した。

 10月9日(月)に朝日新聞の全国版経済面に「現地幹部、学生から発掘」として当社のことを大々的に載せて頂いた。記事をお金に換算したら計りようのない当社の財産のような記事である。全国のどれ位の人々が読んでくださったか分からないが、マスメディアのすごさを実感した。

 日経静岡支局の水野さん、朝日新聞の上海支局の山口さんに、改めて心よりお礼を申し上げたい。


(2) 日本海の魚と人
 久しぶりに北陸の富山県高岡市、富山市に行った。
 夜に高岡市に着くと、すし屋で美味しい魚を食べようと知人のなじみの店に入った。お客はあまりいなかったが、美味しい魚を腹いっぱい食べさせていただいた。
 まず活甘えび、地ダコ、カニ、地魚…と続く。身が引き締まっていてどれもすごく美味しい。太平洋の魚は静かな海で育っているので身が柔かい。それに比べて、日本海の魚は日本海の荒波にもまれてどの魚も身がしまっているとの事。歯ごたえのある魚である。
 ビールは世界中、日本中同じなので、せっかく富山に来たので日本酒の地酒をやりましょうとの事で「立山」と言う酒を頂いた。私は酒がまわってしまい、途中から魚の美味しさも分からなくなってしまった。もう少し酒が強ければ…と思いながら、味の分からなくなった魚を口に入れていた。せっかく美味しい魚を用意してくれたのに勿体無いし申し訳ない事だ。
 この招待をしてくれた知人のKさんは地元のトップ企業の社長さんである。翌日私を地元雑誌社、県庁、中国ビジネスで苦労している大メーカーの社長に紹介してくれた。
 私の講演を大阪で聴き、「価値観が共有できる。出来る事を協力させて下さい。応援させて下さい」と言って下さる応援団の一人である。まさに人生出会いである。心よりK社長に感謝している。