2021-02-08

M-net 2021-02-08

M-net「頭の活性化マガジン」を書き始めて、満21年経ちました。
2000年2月8日が第1号で、それから常に「人がいる」「事実がある」「伝えたい事がある」の三点で書いてきました。 賛否両論はあると思いますが、「A4」1枚に「短く」「分かりやすく」伝えてまいりました。
M-netを活用し、どうぞこれからもご支援ください。

 17歳の女子高校生 

先週、北海道の「N中等教育学校」(公立の中学・高校一貫校)の高校2年生の17歳の女子学生よりメールを頂いた。
授業の1つとして「今社会で起きている問題や課題」を自分で見つけ、解決方法を自分で考える…というテーマの中で、彼女は昨年2月のTBSのがっちりマンデー‼の中のニートの放映を見ていたので、これをテーマに研究しようと決めて準備している…との事。
そして次のようにポイントを絞りPowerPointに落とし込んでいる。












彼女からの質問は次の6項目である。
①NEETの方と関わる上で言葉、行動など何か気を付けていることはありますか。
②NEETの方に関しての情報はどこからどのような方法で知りましたか。
③RMSを始める際に公的機関の援助などを借りたのですか。またより良い形でこのような活動を始めるためにはどのような支援があればよいと思いますか。
④NEETの方を受け入れたことで会社としてプラスになった事は何ですか。
⑤NEETの方の「まじめで素直」な具体例を教えてください。
⑥会社内でNEETの方々に対しての偏見をなくす為に実施していることはありますか。

17歳の女子高校生が社会の問題を見つけ、問題を深く掘り下げ、あらゆる角度から考え、分からない事は当社にメールで質問してくる。 発想力、課題発見力、課題解決力そして何よりも行動力に深く感銘を受けた。
知識を増すだけの教育から、活きた教育を指導して下さる担当のにも、深く敬意を表したい。 日本でも素晴らしい学生がいる事を実感した。
ニート、ひきこもりの教育でRoof Meister を始めて4年、社会的影響が大きい。
1人1人も目先の仕事だけでなく、社会の課題解決に挑戦してほしい。