2021-02-18

M-net 2021-02-18

 「リーダーと環境」で人は育つ 

先日、コロナ禍でも過去最高の売り上げを達成してくれたS営業所へ感謝と激励に訪れた。
少人数で驚異的な数字を出している為に、連日遅くまで仕事をして頂いている。
社員のFさんにある事をお願いすると「是非お手伝いしたいです」と快諾してくれた。 又、少人数で大変なのでこれから人を増やすように話をすると「嬉しいですが、他の営業所や全体を考えて無理をしないでください」との事。
Fさんは大変なことのグチを一切言わず、逆に他の営業所や会社のことを心配してくれている。 本当に頭が下がる思いである。
Fさんのような社員がいることを誇りに思うと共に、コロナ禍でもFさんのような社員を育てていきたい。 Fさんはリーダー(所長)の背中を見て仕事をしている。 リーダーの考えや言葉ではない、行動を見ている…。 人が育ち、成果が出てくるのは「魅力的なリーダー」と「職場環境」そして「そのチャンスを活かす社員」であると深く思った。
コロナを「ピンチ」としてではなく「チャンス」としてとらえ成長していきたい。


 マニュアルからの脱皮 

常識や今までの知識、成功体験をまとめたものが「マニュアル」である。 まじめにコツコツは大切であるが、受け身が習慣となってしまい、思考停止となってしまう。
その結果、依存型人間をつくり、受け身の人間となってしまう。
マニュアル人間はコロナ禍では対応できずに、生きていけない。 常に指示されて動いてきたKさんも、不安な毎日を過ごして来たが、これではダメだと気づき、変化し始めた…。
「大変な時」は「大きく変わる時」でもある。少しでも意図や目的を考えて、そして考えた事を即実践すれば、(途中で問題も発生するが)新しい挑戦が新しい道を示してくれる。


 さまざまなところでグローバル化 

今、日本や世界で一番注目されているスポーツは「サッカー」である。先日ある中国関連の方と話をした。
現在中国のゲーム会社と日本のサッカーチームを買収する話をしている。
現在、日本のJリーグチーム運営も大変な状況である。
まず試合数の減少と動員客の減少により、大幅な収入減。
それに加えてインバウンド向けの食品メーカーなどスポンサー企業の経営悪化による収入減である。 交渉しているチームも赤字で買収価格0円だという。 改めて衣食住の産業は強いと思う。コロナ禍、気付いてみると組織やオーナーがグローバル化し外国企業、外国人社長に変わっているのかもし れない…。
魅力ある事業や組織は世界から注目されている。