2023-01-27

M-net 2023-01-28


 職人の国際化 

あらゆるところで国際化、ダイバーシティ(多様化)が進んでいる。 職人さんも外壁工事については国際化がドンドン進んでいる。

(S営業所)
職人さん30人の内70%がインドネシア、タイ、中国の人であり、毎日電話してコミュニケーションを図り仕事を進めている。都内の狭小地でも嫌な顔せずやってくれる。スピードも早い。

(T営業所)
職人40人の内50%がインドネシア、ベトナム人で言葉は十分に伝わらないが、急な仕事でも対応してくれる。

(E営業所)
職人30人の内50%がブラジル、インドネシア、中国人で、ブラジル人は施工品質が良い。 言葉が十分でないので、現場打合せを重視している。以前はハウスメーカーの監督の外国人職人の印象が悪かったが、最近は良い。総じて、パワーがありのんびりしている。欠点は言葉の問題で、コミュニケーションが取りにくく、現場での打ち合わせが大切である。

考えてみると、今から18年前、中国人技能社員10名を受け入れ、今その内の9人が日本の永住権を得ている。そして、ベトナムからの多くの高度人材を受け入れ、国際化に挑戦してきた。社員も国際化、グローバル化を身につけており、職人の国際化も時代到来ビジネスと言える。

 仕事の見える化 

全体が見えると、仕事もスムーズに進む。
リーダーだけ分かっていて、仕事を指示して作業が進む時、何の為にやるのかが分からず、作業だけになってしまう。
失敗をして、早朝とか夜遅くまでそれをカバーして仕事をしている。 他の人には見えないので、協力も出来ずに、本人だけが多忙である。
こんな人はミスを繰り返している…。
ミスや失敗は誰にでもある。ミスの現象ではなく本質を知れば、ミスから学ぶことは非常に 多くある。仕事でも、失敗でもそれを見える化すると、多くの協力を得られるし、自分でも何がポイントか、どこが足りなかったのか、どうしたらいいのかが見えてくる。
絵とか図などにすると、非常に分かり易い。 勇気をもって、自分たちの仕事を見える化したり、失敗も見える化すると、時間や無駄が除かれ、効率化できる。
要は頭の中をオープン(開く)にする事である。
余裕のできた時間に新しい事を考えたり、次の仕事の段取りに使えたら、最高である。