倉庫片付け
会長室のとなりに書庫、倉庫がある。22年間使って山のような資料がある。これを少し整理しようと思い考えた。自分で整理すると思いがあってなかなか片付かない。2人の社員にお願いして片づけてもらった。「基本は全て処分」。本当に今、必要な資料を少し残し、あとはスッキリ…である。
整理とは捨てることであると実感した。机の中も、頭の中も、車の中も、家の中も、もしかしたら将来使うかもしれない…と思い残しておくが、ほとんど使わない。不要なモノをいっぱい持っていると、動きも取れないし自由もきかない。過去の知識や体験、常識も一度整理してみると不要なモノが多くあり、時代に合わなくなっている場合が多いように思う…。倉庫の片付けをしながらさまざまな事を思いめぐらせた一日であった。
IT社会の到来
ITの開発者と話をした。まず「5年前と同じことしていたらヤバイ…」と切り出した。
・変化を大切にしなければならない。
・教育は覚える → 調べる、ひもとく。思考能力をUPさせる。
・Teaching → Coaching
・モノごとをやるのではなく、つき抜けてダン突になる。
・100人の平均社員より1人のオタクを育てる。
・ソーシャル革命で個人の情報発信能力が大幅にUPした。
・「テスラ」というアメリカの車に乗っている。自動運転ですごい。
・今「イノベーター」が求められる。
多様化社会の到来で、ITが社会構造変化を起こしている。5年後に食えなくなる職業や会社がいっぱい出てくる。頭を柔らかくし「変化をチャンス」としてとらえて行きたい。
構築力
新しい事をスタートするとき、素早く具体的な方案を提案してくれるO君がいる。目的の5を明確に4,3,2,1と逆算をしてスタートしている。よく相手の話を聞き、相手が何を求めているのか、なぜ5なのか環境や周りをよく理解してスタートしているように見える。自分の一方的なアイデアや提案では自己満足できても、到底5の最終目標には届かない。構築する時、まわりにヒントがいっぱいあるのに気づかず、今までの成功や失敗の中にも使えるものがいっぱいあることを忘れている。1つのモノを1つの角度から見ていては解決策は出て来ない。多様性(ダイバーシティ)が今、求められている。
頭の中で構築トレーニングをしてみると何でもおもしろくなる。
※ M-netがスタートしたのが2000年2月8日であり、満16年(576回)を迎えた。読んで頂いている皆様に心より感謝申し上げたい。