2004-11-18

M-net 2004-11-18

口に合う料理

 頑張っている社員に、特別賞として中国研修旅行をプレゼントした。
 第1班が先頃帰って来て、開口一番「中国で中華料理がすごく美味しかった」と口を揃えて言っている。なぜそんなに美味しい料理が出たのか?不思議である。
 上海事務所の所長に聞いてみた。
「どうしてそんなに日本人の口に合った中華料理が出てきたのか?」
「社長がよく中国に出張する時、社員や学生達と食事をする。その時社員や学生達は、社長は何に箸をつけるか、何に手を出さないかをよーく見ている。“社長は日本人。今回、日本の社員が中国に来たが、社長がよく箸をつけ、食べる料理を注文すればきっと喜んでくれるし、美味しく食べてくれるだろう…”と、社長の行動をよく見て、観察し、それを活かしている」との事…。
 素晴らしい中国の社員や学生達に囲まれている事を社員研修で知る事が出来た。
 「目が2つ、耳が2つ」よく見、よく聞く事の大切さを学ばせて頂いた。


諦めないでもう一度

 友人で頭の良いUさんがいる。Uさんがある事でKさんに仕事の依頼をした。
 Kさんは様々な理由をつけて、その依頼の仕事をソフトに断った。Uさんの友人Oさんから、何とかKさんにこの仕事を引き受けて頂けるよう、私からKさんにお願いして欲しいとの事。私はKさんに理由をつけて仕事をOKして下さるようお願いをし、KさんもOKをしてくれた。

 数日後、UさんとKさんはある会合で会ったが、Uさんは仕事の件については触れてこない。内心OKを出す覚悟を決めていたKさんは、自分からOKとも言えず、モヤモヤした気分であったとの事。
 私はこの話を聞いて思った。Uさんは頭が良いばかりに、自分が納得してしまえば改めてお願いをする事を自ら放棄してしまっている。チャンスを失っていると思った。1回や2回断られても、諦めないで挑戦しなければ道は拓けていかないと私は常々思っている。私は八角形住宅の許可を得る為、当時の建設省(今の国土交通省)に20回通った事を思い出した。

 Noと言われて最低3回はトライしたい。諦める事は、考える事や創造力を放棄する事でもある。頭の良いのも…。諦めないでもう一度挑戦!