2023-10-18

M-net 2023-10-18


 構築力 

新しい事を始める時に、どうしたらいいかを考える。これは構築力である。
家をつくる時、家族構成や土地、資金そしてどんな生活をしたいか考える。
英語で表現すると分かり易い。次の5つである。

・Architecture   (絵を描く)
・Creation    (創造する)
・Systems     (システム化)
・Building     (建てる)
・Construction   (実際につくる)

絵を描くだけでもダメあり、汗を流して建物をつくるだけでも完成しない。
様々なものを組み合わせて、1つの形にしていく。指示をされて作業や行動だけでは、指示されたものは出来るが満足はない。
自分としての考えは持ちながら、多くの情報や知恵、体験を活用し、何か1つでも新しいInnovation(創造)があると、ワクワクするものが出来上がる。

 会話が出来ない 

日常の業務をしていると、特に問題は起きない…。(S君の実話)
しかし一歩、別の世界に行くと、相手や社会との会話が全然出来ない。
自分の居場所さえ無くなってしまう。自分のやっている仕事の話だけでは、5分から10分で終わってしまい、会話にならないし、場の雰囲気も悪くなってしまう。
何かを話そうにも話題が出てこない…。
S君は日頃(本人曰く)、「まじめに一所懸命やって来たが…。」同じ事をただ繰り返しやってきたにすぎない。S君曰く、日頃から「政治、経済、文化、趣味、歴史や南富士、人づくりに興味を持ち、勉強しておけば良かった…」と。
多様化の時代である。「誰とでも」「いつでも」「どこでも」「何人でも」興味や関心を持ち、魅力的人間となりたい。リスキリング(学び直し)手当を活用し、興味のある本や雑誌を買ったり、生の音楽を聴いたり、様々なイベントに参加してみたり、ボランティアに参加したり、スポーツで汗を流したりして、幅のある(魅力ある)人となりたい。
無駄は遊びとも言えるし、すぐに役立たないかもしれないが、 人の血や肉となってその人を大きくしてくれる。
「今だけ、自分だけ、日本だけ」では、限界がある。 視野を広くし、様々な事に挑戦してみよう。 失敗したらそこから学べばいい。会話(キャッチボール)の出来る人となりたい。