2005-05-08

M-net 2005-05-08


 仕事でシンガポールに行った。国際空港でお腹がすいたのでハンバーガーを食べようとオーダーをした。さてお金を払おうとし、ポケットから小銭を出した。日本円とマレーシアのリンギしか持っていない。円もリンギもダメ、シンガポールドル、ヨーロッパユーロ、オーストラリアドル、イギリスポンドでの支払いだけとの事である。

 目の前にはマックのハンバーガーセットがある。どうしたら良いか悩んでいたら、アルバイトの社員が「Have you VISA card?」と聞いてきた。勿論VISAカードは持っているので5シンガポールドル(約500円)をカードで支払った。500円のカード支払いにはチョット抵抗感があったが、仕方がない。

 いずれにしても、日本は強い、経済大国、アジアのリーダー…などと言われたりもしているが、まだまだ評価は低いと実感した。世界に通用する円(yen)にはまだまだ時間がかかる。


古き友人と会って

 ゴールデンウィークに中学時代の友人O君からTELを頂いた。15年ぶりである。チョット会おうと言う事になり、会って話をした。
 彼の勤めている会社(一部上場企業)も中国に投資をしているが、うまくいっていない。出来たら話を聞き、協力して欲しいとの事である。
 私たちが中学を卒業する時(昭和35年、1960年)は日本全体が貧しくて同級生の30%が高校進学、40%が就職、残りの30%が地元で農林業をする時代であった。O君も就職し、東京で働いていた。彼の勤めていた会社も彼等の努力で一部上場企業となり、O君もそこの事業部長までやった男であり、今中国事業をやっている。

 O君に「どうして私の会社が中国ビジネスをやっている事を知ったのですか?」
 彼曰く「あなたの会社はすごく有名で、日経ビジネスの正月の特集にも載っていた」「いつかTELしようと思っていたがなかなかTELできなくて…今回になってしまった」
 マスメディアのすごさとこわさを改めて知った。
 良い情報を得ようとするならば、こちらから情報を発信し続けなければならない。そして情報を発信するには、何か新しい試みをしなければならない…。
 久しぶりに会っても、お互いに気心は知れているので、安心出来、ベースに信頼があるので話がどんどん広がっていく。ゴールデンウィーク明けに改めて会う約束をし、O君と別れた。短く感じた1時間30分であった。古き友人と会って色々な事を考えさせられた。信頼、情報、マスメディア…。