2024-12-27

M-net 2024-12-28


 GMC第39期Start 

12月26日に第39期のGMCが武漢でスタートした。
中国全土のトップ大学(院)及び海外留学生(修士)が多数応募している。
中国は今、大卒者が1200万人で就職できる人が50%の600万人、残りは就職待機である。
次世代のグローバルリーダーを育成する為、素質のある人を採用し、「挨拶」や「8つのルール」 「相手目線」「A4 1枚でのレポート」等基本からスタートし、実践し人材を育てていく。期待が大きい。



 年末に明るい話題② 

① A社の社長宅の新築工事

A社長、夕方になると現場に来てあれはダメ、これもダメと直接指示を出して夕方から夜中にかけて作り直しの毎日。 現場が都心にある為、早朝5時出発である。
どうしていいかわからない時、ハウスメーカーの現場監督に聞くと「俺も分からない…」「自分で考えて創造してやってくれ…」である。
こんな現場の中で、当社社員H君、明るく元気で凄く成長した。苦難を乗り越えると、人は成長すると実感。 

② コミュニケーションをどうとったらいいか分からないので教えて下さい
私は、コミュニケーションは言葉でなく「思い」と「行動」であると話した。寒い中で仕事をしている職人さんや現場監督に温かい缶コーヒーをプレゼントすれば立派なコミュニケーションだと話した。
翌朝8時30分、S君が私の部屋に入って来て、温かい紅茶を一本プレゼントしてくれた。 しかも、満面の笑顔でやって来た。「これだ」「これがコミュニケーションだ」とS君に伝えた。
2日後、小さな菓子を皆にプレゼントした。夕方、S君が部下4人を連れて私の部屋をノック。 満面の笑顔で「ありがとうございました。」御礼を言いに来てくれた。しかも仲間4人を連れて…。
これがコミュニケーションだ!S君の成長を心より喜んだ
チョットの行動が大きな成果を生む。

2024-12-18

M-net 2024-12-18


 モノを扱う、人を扱う 

① モノや工事をビジネスする時は、ハード(価格、品質、施工力)がポイントとなる。
② 人材の育成や活用時は、ソフト(信頼、魅力、可能性)がポイントとなる。

これを間違えると、成功には到達しない。
モノや工事の場合、途中でミスやトラブルが発生するが、現象から絶対逃げないでそれをスピードをもって解決すれば、ピンチがチャンスとなり、信頼を得られるし、その先の発展もある。 信頼とNo.1が両立できたらいう事なしである。
人材を扱う場合は、正解がないので相手の土俵に乗っては最初から負けてしまう。
価格の話が出てきたら人もモノと同じになってしまう。自分達の価値観をもって話を進め、こんな生き方もあると賛同して頂けたらうまくいく。
別の言い方をすれば、相手の課題(問題点)を見出せば、解決の糸口はいくらでもある。 柔らかい頭と柔軟な発想があれば、無限の可能性がある。
南富士は、屋根工事と人づくりの両輪でやっているが、年末に一度立ち止まって考えてみたい。

 感謝は思うでなく行動でしか表せない 

年末になると「一年間お世話になりました」と言って、年末の挨拶に来る人が多い…。
南富士は長いこと社員教育の影響か、人柄のせいか「南富士さんは明るく元気な人が多い」と評価も高く、会社の信用力が非常に高かった。
しかし昨今、残念な事にこの歴史が薄れてしまったような気がする…。
(昔)遠く離れた所にいても、大きな声で「こんにちは」。
(今)近くに居ても、目を合わせようとせず、逃げているように見え、勿論声は掛けない。
SNSの時代であるが、Face to Faceを大切にして、一言「こんにちは」「ありがとう」が欲しい。 会社内だけでなく、現場でも、得意先でも、職人さんとでも、笑顔でそして大きな声で声掛けをしたい。
後姿(背中)に声をかけられると、「心に残る」。 汗を流すだけの作業員は社員ではない。社員は心を込めて、 「仕事を頂きありがとう」「施工してくれて、ありがとう」「仕事に協力してくれて、ありがとう」 そして仲間の上司や部下にも一声掛けると心が和み、雰囲気が良くなる。
「ハード」の価格や品質の差別化も必要であるが、「ソフト」の信頼、魅力、可能性の充実こそが我々の財産である。
その1つが「感謝」や「挨拶」であり、誰も教えてくれないが、大切にし、守り続け、大きな花を咲かせたい。
忘れていたら思い出し、身についていないなら今から身につけて、魅力ある人となって欲しい。人生の基本は感謝であり、ここがスタートである。

2024-12-06

M-net 2024-12-08


 中国6題 

12/1~12/4まで中国を訪問し、中国の魅力的トップリーダーの方々とお会いし、中国(人)の魅力と活力、無限の可能性を感じた。
中国は課題はあるが「知的戦略ビジネスの場」の創出が大である。
当社の人づくり50年の歴史は、中国のリーダーに無条件で信頼される。

1.駐中国金杉大使と面談(北京)
12月4日に北京の日本大使館公邸で約一時間面談。
中国50年、書籍、奨学金、GMC、大学ネットワーク、ルーフマイスター…などを懇談。 これだけの事を草の根でやっている事、知らなかった、素晴らしいの連発。












2.中国人民友好協会。袁副会長(北京)
中国外交のトップ、30分の予定が1時間30分。
政治、経済、文化、日中、米中、中国の課題、問題点など…。
トランプが問題ではなく、世界のLeaderは皆自国中心。
国際化に言葉はできなくてもOK。固定概念なく自由な発想が出来る。














3.民間シンクタンク。PANGOAL 易理事長(北京)
日本(人)大好き。国、民間、理事企業の仕事を1/3ずつ。
地方政府不良債権(土地、建物、道路、新幹線)山積。
その上に海外投資が引き揚げ…。力を貸してください…。













4.異文化経営講演会(深圳)
GMC第3期生寥君計画。人づくりと企業経営で1時間講演。
上場企業のTOPも多く、質問も鋭い。ソーラー、EVから漢方のビジネスまで投資や協力依頼。 大盛況であった。 深圳市人口1800万人、科学技術の都市。











5.人間工学。MINICUTE 朱董事長(深圳)
43歳で人間工学を活用し、「健康的な椅子や商品開発」。
椅子を50脚制作し、中国では売らずフランスだけで販売。試してみたが完璧で、即一台私に分けて下さい…。OK。人間工学で健康促進。中国の人間工学ではTOP企業。







6. 米中グリーン協会。張総経理(北京)
米中が政治、経済で非常に厳しい中、張さんは米中でグリーン(医療、介護)で孤軍奮闘。「厳しいが道はある」と元気で笑顔。さすが戦略家。中国人は凄い。