4時間の粘り
物事をやる時、どの位の情熱を持ってやるだろうか?
先日、仕事がうまく進んでいないN社のTさんが突然来社した。
10月31日の月末の16:00である。
それからなんと20:00までの4時間、粘りに粘って、私が根負けしてしまった。ラストは、私の要望を受け入れてくれるならと…シブシブ了解した。
強い「思い」や「エネルギー」を持って事に当たる人に久しぶりに会った。
4時間は長く非常に疲れ、翌日一日中調子が悪かった。
新しい事業や、大きな仕事、むずかしい事に取り組む時に「知恵やアイディア」「企画力、提案力」など武器を持って挑戦するが、並外れた情熱を持って事に当たることもすごい突破力であると実感した。
たまに粘りをもって実践してみるとドラマになる。

ベトナムのH大学の日本語学部長探し
ベトナムのH大学より日本語学部長(文学博士)探しを依頼された。
経済系は多少の人脈はあるが、文学系はほとんど人脈がない…。
部下が多方面に連絡を取ってくれ、さまざまな先生方とお会いできた。
国立国語研究所の石黒教授、一橋大学国際教育センターの西谷教授、日本語教育学会会長の東京女子大 石井教授など…。
一橋大学の西谷教授とお会いした時、同じ一橋大学の経済学部長の岡室教授に私の事を聞いてみて頂くとお分かり頂けます…と話した。
翌日、西谷教授より下記メールが届いた。
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岡室経済学部長と話しました。
「私が主催した国際会議に招へいしてご挨拶いただき、主催団体から日本を代表する『人道的企業家』の1人として認められました。
アジア各国の主要大学でリーダー育成プログラムを運営されている、すばらしい企業家だと思います。」
とのお墨付きを頂きました。
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ヒューマンネットワークはこのようにして出来ていくのだと思った。
H大学の日本語学部長探しはまだ終わっていないが、経済(Money)だけでなく、社会性のある人づくりは仲間を増やし、多くの人の信頼を得て、大きな輪となり、当社の大きな見えない資産となっていく。
守りの恐ろしさ
失敗は誰でもしたくない。失敗やミスを重ねると、どうしても失敗しないように、ミスの起きないように考え行動をする。ミスや失敗はなくなるが、挑戦を恐れ守りになってしまう。
守りはマンネリを生み、活力がなくなってしまう。守りから攻めに変えたい。失敗しても失敗しても反省し、前に進む組織や人でありたい。
そんな部門や人が伸びていく…。守りは何も生まない。