人口減少する日本の活路-縮んで勝つ
先日、上記テーマで講演会があった。
講師は河合雅司(人口減少対策総合研究所理事長)さんであった。
急激に人口減少する日本に、唖然とした。地方は特にひどく、小中学校の統廃合は言うに及ばず、高校、大学も同じであり、若者不足は深刻である。
一例で高知県の県立高校の1クラスは14名との事。私はびっくりして聞き直した。
アジア各国の平均年齢をみてみるとよくわかる。「インドネシア29歳」「中国39歳」「日本49歳」
ではどうしたらいいか、正解は無いが私なりに考えてみた。
1. ダントツの屋根工事(信頼される施工力)
2. 稼ぐ力(1人当たりの労働生産性を上げる)
3. 少数精鋭(売上→利益)(1棟1棟を着実に)
4. 海外事業(無形資産を活用したInnovationで新しいビジネスを)
全ては人であり、人づくり経営【人的資本経営】につきる。
人が気づき、学び、成長する事が全てである。
SNSで皆同じ答えを得る事ではなく、もっとリアル(現実的)にモノを見、考、行動し、失敗したらそこで学び、一歩一歩成長していく事で、人口減少や需要減にも対応できると確信している。
全体は減少でも、世界に通用する強みを持つことで、我々は微速でも成長、発展を目指している。
遊び心
目的をもって、目的地に行き、目的の仕事をして帰る。
これが一般的である。
行く途中や、帰る途中や、あるいは目的地でチョット気になる事に気づく事がある。気づかないままで終わる事が多いが、人によってはチョット気になるがそのまま通過してしまう。時間に余裕があったら、チョット寄り道をして、寄ってみると話題も、巾も拡がり、場合によってはチャンスもある。
うまく言えないが「遊び心」である。ほんの5分か10分である。
ビジネスだけだとギスギスしてしまい、心に余裕がなくなってしまう。
南富士は「ビジネス」と「人づくり」の両輪であるが、人に関わる仕事をしている人は「遊び心」があると、多様な思考やアイディア、ヒント、出会いが生まれてくる。
三島の本社の近くの農家で、秋になると「梨」や「柿」の旗が道路に立っている。
◎目に入らず通過してしまう人
◎目には入るがそのまま通過してしまう人
◎目に入ったらチョット遊び心で寄り道をしてみる。場合によっては買って食べてみる人
心に余裕や遊び心を持っていると、食欲の秋を満喫できるし、新しいポケットが1つ増え、話題も増え、人間的魅力も増す。身近に色々なチャンスやヒントがある事に気づけば、新しい道も拓ける。